Googleドキュメントには「音声入力機能」があり、活用すればテープ起こしを自動化することも可能です。
ただしGoogleドキュメントの性質をうまく理解していないとエラーが起こり、トラブルが起きる可能性もあります。Googleドキュメントを使う際は音声入力機能が万能でないことを知り対応を行いましょう。
今回はGoogleドキュメントを安全にテープ起こしへ使いたい方向けに、起きる可能性のあるトラブルをご紹介していきます。
パソコン内の音声を記録できるようにするだけ!Googleドキュメントでテープ起こしを行う方法
Googleドキュメントでテープ起こしの自動化を行うには、
- テープを音声データに起こしておく
- Googleドキュメントのメニューから「音声入力」を選択
- ステレオミキサーを起動してパソコン内音声を記録できるように準備する
詳しい手順は下記ブログでご紹介しているので参考にしてみてください。
テープ起こしはGoogleドキュメントの音声認識機能で可能!いまいちの場合は業者へ依頼してみよう
テープ起こしが止まる!?Googleドキュメントで起こるかもしれないトラブルとは
ここからはGoogleドキュメントでテープ起こし時に起こるかもしれないトラブルをまとめてご紹介していきます。
聞き取り精度が悪い
根本的な問題になるのですが、せっかくGoogleドキュメントでテープ起こしを自動化しても、聞き取り精度が悪い可能性があります。
- 方言や専門用語などが飛び交い訳しきれない
- 独特なイントネーションなので文字にできない
- 音声が小さくて聞き取り切れない
こういった場合は他のテープ起こし自動化サービスを利用するのも検討してみてください。
テープ起こしが途中で止まってしまう
さまざまな理由でテープ起こし機能が途中で止まってしまう場合があります。
- 会話同士の間が大きすぎる
- 発言者の入れ替わりが激しい
- 音声が急に遠くなったりする
- WebブラウザーのGoogleドキュメントタブから離れてしまう(アクティブ化を解除する)
一度テープの内容を音読してその内容をGoogleドキュメントへ聞き取ってもらう、という方法も考えてみましょう。
編集時に文字タイプ変換ができず校正ができない
Googleドキュメントでは時折「文字タイプを半角(A)→全角(あ)にできない」といった文字変換のトラブルが発生する場合があります。たとえば校正時に漢字を入力したいのに半角から変更ができないと作業ができません。
このトラブルの解決法は簡単です。Webブラウザー上部のアドレスバーをクリックしたりして、いったんGoogleドキュメントの選択を解除してみてください。そしてもう一度Googleドキュメントの文章をクリックでカーソルを当てると変換ができるようになっている可能性が高いです。
もしGoogleドキュメントだけでなくパソコン内のあらゆるソフトやサービスで文字変更ができない場合は、OS自体に問題がある可能性もあります。いったん再起動して不具合が直らないか確認してみましょう。
まとめ
今回はGoogleドキュメントでテープ起こしをする際に起きる可能性のあるトラブルをご紹介してきました。
Googleドキュメントを使えばテープ起こしが楽になりますが、文字起こしが止まるといったトラブルに遭遇する場合もあります。冷静に対応してスムーズに作業を進めていきましょう。