テープ起こしにはコツがある!見やすさと表現の統一が基本

2019/04/11
テープ起こしは、手軽に始められる在宅ワークとして知られています。しかし、手軽に始められる反面、クオリティーの差が人によって出やすく、場合によっては他の人が読むと内容がよく理解できない文章になってしまうかもしれません。どうしたら、わかりやすい文章にできるだろう?そんなふうに思う時がくるかもしれません。 そこで今回はそんな時に役立てるよう、テープ起こしのコツについてまとめてみました。  

書き出す前にまずは聞こう

テープ起こしをしようとして、テープを聞くなりいきなり書きはじめてはいませんか? テープ起こしをする際に、大事なことはこの会話はどうのように構成されているのか、全体像を把握することです。まずは会話を一度全て聞いて、話者が何をどのような流れで話し、最終的にはどのような結論になるのか、一度自分の中で整理することにより、とてもみやすい文章に仕上げることができます。場合によっては、わかりやすいように会話の構成を紙に書き出してもいいでしょう。 人によっては聞き取りやすく、わかりやすい文章構成の人もいれば、そうでない人もいます。しっかりと話の内容を理解できていれば、聞き取りにくい場面があっても、前後の会話の内容から推測することができます。 書くことも大事ですが、まずは繰り返し聞いて、しっかりと会話の構成を理解しましょう。    

見やすくまとめよう

せっかく出来上がった文章でも、起承転結がわかりにくいと内容が伝わりにくいものです。 書く場合は会話の中で区切りのいいところで細かくまとめ、起承転結がわかりやすい文章構成にしてテープ起こしをしましょう。そうすることにより、一段と見やすくなるでしょう。    

表現を統一しよう

見やすい文章に仕上げるためには、表現方法の統一も重要です。人によって表現方法は様々ですが、全てをそのままテープ起こししてしまうとまとまりがなく、読み手にはわかりにくい文章になってしまいます。 重要なのは会話の内容ですので、内容をしっかりと理解して表現方法を統一し、読みやすい文章に仕上げましょう。        

頻繁に出る単語は意味を理解する

専門的な会話のテープ起こしをする際には、意味のわからない単語も多いはずです。そんな時は事前に頻繁に出る単語はメモをして、意味をしっかりと理解しておきましょう。 もし、単語の意味を理解しないまま作業をしてしまうと、会話の内容とは全く違うニュアンスの文章になってしまう場合があります。事前に調べておくことにより、よりクオリティーの高いテープ起こしをすることができるでしょう。    

タイピングスキルを上げよう

テープ起こしのクオリティーを上げる方法として、タイピングスキルを上げることも大切です。タイピングスキルが向上すれば、効率的に作業を進められ、時間に余裕ができ、クオリティー向上に努めることができるでしょう。 タイピングスキルを向上する方法はいくつかありますが、基本となる指運びを練習したり、急ぎすぎず正確に入力することを心がけるといいでしょう。    

まとめ

今回はテープ起こしのコツをいくつかご紹介しました。テープ起こしはとても根気のいる作業です。最初のうちは作業をこなすことに集中してしまい、見やすさまで意識がいかないかもしれませんが、今回ご紹介した内容を意識して、よりクオリティーの高いテープ起こしをしていきましょう。