「営業は足で稼ぐ」
なんて言葉にありますように、時代は進んでもやはり外回りは効果的な営業戦術であります。
“ビックデータ”、なんていう耳に新しい単語が出てくる世の中ですが、昔も今も市場調査の基本は変わらず街頭アンケートとなります。
ネット調査と違って手間のかかる街頭アンケートですが、実際に消費者と顔を合わせてアンケートさせて頂くと、回答用紙からは読み取れないその場の空気感というものを肌で感じることができます。考証は一次資料に当たるのがイチバンッ、ていうやつです。
さて、手間と労力を掛けて回収されたアンケート用紙の束なんですが、そのあと、
データ入力→集計→分析→課題抽出→対策
という流れで役に立つカタチへと加工されていきます。
この加工の過程を簡単にしてくれる便利な道具が、今回お話しする『アンケート集計ソフト』です。
Q:アンケート集計ソフトってなんなの?
A:読んで字のごとく、アンケートを自動で集計してくれるソフトウェアのことです。
怒らないで下さい。すいませんでした。しかしそういうソフトなんです。
アンケート集計ソフトの種類
クラウド型
インターネット上で利用できるタイプのものです。比較的小規模のアンケートに向いています。気軽に利用したい場合はこちら。
オンプレミス型
インストールして使うタイプのものです。自分のパソコンに落としてから使うので、カスタマイズして自分の使いやすいように機能拡張できます。大規模なアンケートを実施する場合や独自の基軸を打ち出したい場合はこちら。
集計ソフトのメリット
アンケート実施の上で特に手間の掛かるアンケート作成と集計を気軽に行える点です。
質問を入力して選択形式を選ぶだけで簡単にアンケートが作成できますし、集計を自動的に行う機能つきのソフトもあります。
分析機能付きのソフトを選べば小難しい理屈を知らなくてもアンケート結果を分析することだってできます。
アンケート集計ソフトのデメリット
この便利なソフトの唯一の欠点は、インターネットを介さない調査を行なった場合には結局、アンケート用紙に書かれたデータを手入力で打ち込まないといけない点でしょうか。
解決法
普段ネットを使わない層や高齢者などの動向を知るには、アナログなアンケートは欠かせません。そういう場合はアンケートのデータ入力を代行してくれる業者のご利用をオススメします。自動化できるところは自動化して、アウトソーシングできるところはしてしまって、一番肝心な分析と対策に注力するのが、結果的には全体のコストダウンに繋がるのではないでしょうか。