大量のアンケートを最初から電子化して提供するために、現在では様々な方法を活用することができます。無料のアンケートツールを導入したり、有料のツールを利用したりすることで、アンケートの収集効率や分析精度が一気に向上するでしょう。
今回は、大量のアンケートを電子化できるツールについて解説を行っていきます。
アンケートを電子化できるツールとは?事例をご紹介
アンケートを電子化するには、現在次のような方法があります。
無料のシンプルな作成ツールを使う
まずは、無料のシンプルな作成ツールを使い、電子化を始めてみてください。
一番簡単なアンケートツールは、「Googleフォーム」です。Googleアカウントさえあればすぐ利用を開始できます。シンプルな画面に複数の項目を設定してデザインができるため、ユーザーは迷わずに回答を入力・送信可能です。Googleの計算ツール等とも連携しているため分析もスムーズです。
また、無料プランを提供している専門ツールもあるため、こちらも気になる方は登録して試してみてください。
有料の専門ツールを使う
アンケートの内容を細かく設定したい方には、有料の専門ツールをおすすめします。有料の専門ツールを使うと
- 複数のテンプレートから好きなものを選択可能
- 回答の自動集計・グラフ化や質問サンプルの活用などが可能
- 設問数などに制限を掛けずにアンケートを作成可能
といったメリットがあります。
無料プランでは設問数などが不足する、Googleアンケートだけでは希望通りのアンケート配信ができない、といった方は有料で提供されているツールを使ってみましょう。
アンケートサービスへ登録を行う
アンケート作成に関するノウハウが少なく心配な場合は、アンケート業務の代行をしてくれる会社へ依頼をすると安心です。大手企業のアンケートサービスでは、複数のプランを提供しており、契約することで画像の挿入や選択肢のユーザーに合わせた変更といった作業まで自動化できて便利です。
アンケートは、該当サービスが連携しているメディアで発信され、複数のユーザーへ回答を促すことができます。アンケートの配信量を増やしたい方などにはおすすめの方法です。
既存の紙のアンケートが溜まっている場合は?
もし、既存の紙のアンケートが溜まっておりそちらも分析へ回したいという方は、スキャニングして電子化するのをおすすめします。電子化した後にフォーマットに沿って加工、ツールへインポートすれば分析に活用できるようになるのがポイントです。事前に、ツールのインポート機能や対応フォーマットなどを確認してから、スキャニングの仕様を調整してみてください。
紙のアンケートの量が多い場合、外部業者のサービスへ依頼をすれば、手間を掛けずに大量のスキャニングが可能です。弊社でも、スキャニング代行サービスを承っていますので、ぜひご連絡ください。
まとめ
今回は、紙のアンケートを電子化できる様々なツールをご紹介してきました。
まずは、無料のツールを試してから、専門的な有料ツールへ登録してみるのがおすすめです。配信量が多いと無料では対応できないケースもあるので調整を行ってみましょう。
また、大量に存在する紙のアンケートは、すべてスキャニング・電子化して分析できるように準備しておくとより安心ですし、非常に便利です。