中国のAmazon、アリババ の勝因。

2019/11/24

日本中どこにいても、ネットにさえ繋がれば商品をお届けできるECサイト。楽天やメルカリなどたくさんあります。最近の若い人は、欲しいものがあったらまず最初にアマゾンで検索を掛けるところから探し始めるのだそうです。

そんな我々の生活に浸透してきたアマゾンですが、実は世界展開していく中で、中国市場のシェアを取り損ねました。2000年代前半、世界を席巻していたアマゾンを止めたのが、中国企業『アリババ 』のECサイト『淘宝(タオバオ)』です。

 

アリババ はなぜアマゾンに勝てたのか。

世界的大企業であるアマゾンに対して、アリババ はいかにして勝利を収めたのでしょうか。その勝因は中国市場の特殊性にありました。

アマゾンのサイトでは、消費者はまず欲しいものを検索し、購入する商品を決めます。このとき同じ商品を扱っているショップがたくさん出てくるので、その中で一番自分の条件にあった洗濯をすると思います。しかしこのとき、購入する店自体にこだわる人は多くないでしょう。

 

 

 

 

一方、アリババ のサイトでは、検索すると最初にショップが羅列されます。アマゾンと比べるとお目当ての商品にダイレクトに飛んで行けないために不便な印象を受けますが、そこが中国市場に合っていました。

そもそも当時の中国では商品の標準化がされておらず、同じ商品でもショップによって違う商品名になっていたり、同じ商品でも付属品が違っていたりしたので商品名で検索を掛けることにあまり有用性がなかったのです。

さらにサイト内にはショップ自体評価できる仕組みがあり、不誠実なショップを選択から弾けることも大きな要因でした。中国では「何を買うか」以前に「誰から買うか」が重要だったわけです。

 

海外サイトはリスクもあるけど?

このタオバオなんですが、最近では日本語でリンクするサイトも出てきています。購入代行業者もたくさんあります。日本で流行って価格が上がっているときや税制や文化背景の違いなどで日本と海外のECサイトで大きく価格に差が出ることもあります。タオバオに限らず価格を調査するときは海外サイトも検討すると、よりよい条件にであえるかもしれません。

また話の本筋から外れてしまうため蛇足になるのですが、ゲームやアニメのブルーレイディスクは北米版が安かったりします。リージョンが違って起動できなかったり、購入特典が無かったりすることがありますが、北米版はアマゾンや楽天で購入することも可能ではあるので、そういった需要がある場合には海外経由でモノを買うための練習としてみるのもよいかもしれません。