価格調査の他にもある!絶対にするべき市場調査

2019/10/07
価格調査は市場調査の中でも非常に重要な調査の1つです。価格設定が高すぎると商品は売れませんし、逆に安すぎると販売数が伸びても利益が出ないでしょう。そして価格調査と同様に、他にも重要な市場調査があるのはみなさんご存知でしょうか?今回は価格調査と、同じく大切な市場調査をいくつかご紹介したいと思います。    

ブランドイメージ調査

ブランドイメージ調査は、消費者に自社のイメージを聞く調査です。自社のイメージ戦略がうまくいっているかどうか、また市場に伸びしろがあるかなどを知るための調査になります。この調査をすることにより、自社が客観的にどのようにみられているかがわかる調査になります。    

商品開発調査

今後、どのような商品が求められるかなどの商品に関するニーズや不満点を聞き取る調査になります。こちらの調査もとても重要で、どの商品も消費者の不満を解消することができるものが売り上げを伸ばしますので、消費者に不満を調査することはとても重要と言えるでしょう。    

満足度調査

満足度調査は、現在参入している分野の商品やこれから参入しようとしている分野の商品に対して、消費者の感想を聞く調査になります。こちらの調査も商品開発調査と同様に、改良点やニーズを掘り起こすための調査になり多くの企業で行われています。    

販促調査

販促調査は広告やポスター、チラシ、おまけの商品など販促ツールやイベントで配布する景品などのを調査するものです。どのような販促品があれば商品を購入かを消費者に聞くことにより、効果的な販促品の開発をすることができます。 また、ポスターやチラシなどを数種類用意し、どちらの方がいいかを選んでもらうなどの販促調査もよく行われます。    

一つではない調査方法

一口に市場調査といってもいくつかの調査方法があります。次は調査方法の違いを説明します。

定量調査

調査対象の「量(人数など)」や「割合(%)」を調べる調査方法が定量調査になります。調査結果はグラフや表で表すことができ一目でわかるようにすることができます。売れている地域や売れていない地域を数値化し広範囲で調査することにより、効率的な販売活動をすることができるでしょう。 代表的な調査に次のものがあげられます。  

訪問調査

調査員が直接自宅や企業に行き対象者に質問やアンケートを行う調査です。  

電話調査

調査員が直接対象者に電話をかけて行うアンケート調査です。  

FAX調査

アンケート用紙を調査対象者に送付し、記入してもらうアンケート調査になります。  

インターネット調査

インターネットを利用して行う調査になります。調査対象者にインターネット上で質問に答えてもらうアンケート調査です。対象者は答えてもらうかわりにクーポン券などの特典をもらうことができるメリットがあります。インターネットの普及により、現在では多くの企業で行なっている調査方法になります。  

定性調査

定性調査とは定量調査とは違い、数字では表すことのできない対象者の人間的な行動や心理、意見などを調査する方法です。定性調査は少人数、もしくは1対1で調査を行い、一つの行動に対する原因をより深く調査することができます。 代表的なものには以下のものがあります。  

インタビュー調査

定性調査の代表的とも言えるのもで、複数もしくは1対1で相手へ質問し、会話形式でより深く内容を聞く調査方法です。  

行動観察調査

先入観を持たずに、対象者の行動を観察する調査です。より細かな行動パターンを調査することができます。    

まとめ

今回は、価格調査と同じく重要な市場調査についていくつかご紹介しました。市場調査はネットショップを行う上でもとても大切になりますので、しっかりと行うことをオススメします。もし個人や自社で行うことが困難であれば、行わないのでなく専門の代行業者へ依頼しましょう。