よく聞く「価格調査ツール」ってどんなもの?費用やメリットデメリット

2019/10/01
価格調査を行うとき色々な方法があるかと思います。自分たちで調査をするのはもちろんですが、代行業者に依頼する方法もあります。その中でもプライスサーチなどが代表としてあげられる「価格調査ツール」というものがあるのはご存知でしょうか? 価格調査ツールは調査したい商品情報などを入力すると自動で価格を調査してくれる大変便利なツールです。最近では様々なタイプのものリリースされていますが、今回は価格調査ツールの特徴やメリット・デメリット、費用などについてご説明したいと思います。    

価格調査ツールの特徴

価格調査ツールの特徴ですが基本的な性能として、楽天市場やamazon、ヤフーショッピングなどのインターネット上に公開されている様々なECサイトから検索したい商品の価格を自動的に吸い上げることができます。インターネット上に公開されている価格情報はとても膨大な量になりますので、自動で価格を吸い上げることができるのは大変便利でしょう。 また価格調査ツールの種類によってはJANコードではなく、キーワードでも検索できますので、JANコードのない商品なども価格調査することができます。  

価格調査ツールのメリット

次に価格調査ツールのメリットをご紹介します。  

簡単に価格調査を行える

価格調査ツールのメリットは非常に簡単に価格調査を行えることでしょう。手作業で価格調査を行うとやはり時間と労力がとてもかかります。その点、価格調査ツールはソフトが自動で価格を調査してくれますので、かける時間と労力はとても少なくなるでしょう。  

リアルタイムの価格を知ることができる

価格調査は定期的に行うことによって市場価格を把握し、商品の売り上げにつなげることができます。価格変動の少ない商品であればいいのですが、そうでない商品の場合リアルタイムの価格を知る必要があります。価格調査ツールには自動更新機能がついているものもありますので、常に最新の市場価格を知ることができるようになるでしょう。    

価格調査ツールのデメリット

次に価格調査ツールのデメリットをご説明します。  

ネットに出ている情報しか収集できない

価格調査ツールはネット上に公開されている価格を吸い上げますので、ネットに公開されていない価格は調査することができません。大手ECサイトに登録されている商品であれば比較的に収集しやすいですから、精度の高い価格調査をすることができるでしょう。 しかし大手ECサイトには登録されていない商品の場合、ツールが対応していないサイトなどから価格を調査する必要があるかもしれませんので、そのような場合は価格調査ツールで調べると精度が低くなってしまう可能性があるでしょう。  

使いこなすには知識必要

価格調査ツールを使用する場合、しっかりと操作方法を身につける必要がります。どんなに優れた価格調査ツールでも操作方法がわからず、使いこなす事ができなけ効果は半減してしまいますので、事前に学習する必要があるでしょう。    

価格調査ツールの費用

価格調査ツールを導入する場合は初期費用と使用料が発生します。多くの場合、使用料は月額制の料金になっています。また検索する対象のサイトの数や商品数によっても費用が変わります。1サイトを調査するには初期費用が30,000円、月額使用料が20,000~50,000円が相場のようです。調査する商品数が多くなれば費用はさらに高額になるでしょう。    

まとめ

今回は価格調査ツールの主な機能、メリット・デメリット、導入する場合の費用についてご説明しました。価格調査ツールは使いこなすことができれば大変便利ですので、ネットショップの売り上げアップにつなげる事ができるでしょう。