実店舗の集客にはMEO!価格調査済みのネットショップSEOとの連携も可能

2021/09/08
皆さんは「MEO」という単語をご存じでしょうか? MEOは主に実店舗の集客で使われる手法であり、地域に根差した経営を行っている店舗オーナーの方にとって重要な施策となります。そして同時に「SEO」との連携も可能であり、ネットショップの流入を増加させたりといった方法も取れるのがポイントです。実店舗とネットショップを両方運営する場合は、ぜひMEOを理解しておいてください。 今回はMEOの基礎やポイントなどをご紹介していきます。

SEOにも関係してくる!MEOはGoogleマップでの上位表示を目指そう

MEOとは「Googleマップで自店舗情報を登録して、上位表示を目指すこと」です。GoogleマップはAndroidスマホを持っている場合すでにインストールされている代表的な地図アプリであり、「その場で店舗情報を検索して来店する」といった使われ方もされています。MEOに注力することで来店需要がその場でできた、いわゆる「今すぐ客」を集客しやすくなる点がメリットです。 Googleマップへ店舗情報を登録するには、まず「Googleマイビジネス」というサービスへ登録を行います。そしてGoogleマイビジネス上から
  • 店舗の基本情報
  • メニュー
  • 関連リンク
といった各要素を登録して集客できるようになります。 またMEOはSEOにも関係してくる点も覚えておきましょう。たとえばGoogleマイビジネスへ上位表示されている店舗は、指定のキーワードでGoogle検索を掛けた際に「ローカルパック」としてGoogleマップから情報が抜き出されて、検索結果へ上位表示されます。GoogleマップとGoogle検索エンジンの仕組みは違いますが、連携を行うケースもあるのがポイントです。

MEOを成功させるコツとは?ネットショップとの連携も考えよう

MEOを成功させるには、
  • 店舗情報を充実させる
  • 情報は常に最新のものへ変更する
  • よい口コミや評判を集める
といった点を意識しましょう。 Googleマイビジネスで店舗のコンセプトやメニューといったユーザーの知りたい情報を充実させて具体的にしておくと、ビジネスとの関連性が高まりGoogle側でもどんな店舗が認識しやすくなります。また情報については間違った情報が拡散しないように、最新に保っておくのもポイントです。 さらに「UGC」と呼ばれるユーザーの口コミを集めるのも重要です。口コミをファンになってくれた方へ依頼する、返信を行いながらコミュニケーションを取る、といった方法が有効です。また「サイテーション」と呼ばれる店舗に関して言及してもらう(口コミを直接Googleマイビジネスへ寄せてもらわなくてもよい)行為も有効とされています。 Googleマイビジネス上の店舗情報で集客が軌道に乗れば、自店舗ECを宣伝して流入を狙うといった施策も狙えるようになります。

まとめ

今回はMEOの基礎やポイントなどをご紹介してきました。 MEOを成功させるには店舗情報を充実させる、口コミを増やすといった施策が重要になります。またMEOで実店舗集客が軌道に乗れば、Googleマイビジネスから自店舗ECサイトへ流入を誘導できる導線を設置するといった方法も有効になるでしょう。 ぜひネットショップの価格調査だけでなく、MEOとネットショップの連携も視野に入れてみてください。ただしネットショップオンリーの方はMEOの実行が難しい点に注意しましょう。