コロナウイルスの蔓延で急きょテレワークが始まった企業は多いです。2021年1月には再びの「緊急事態宣言」が発令され、オフィス出社からテレワークへ移行した方も多いでしょう。
テレワークでの在宅勤務において文字入力を効率化するためには、ディスプレイスペースを拡大できると便利です。ディスプレイを購入する時間や予算がないという方は、お手持ちのスマホやタブレットなどを拡張ディスプレイとして使ってみましょう。
今回は広いディスプレイスペースがすぐテレワーク環境で欲しい方へ向けて、サブディスプレイアプリ活用のメリットやおすすめアプリなどをご紹介していきます。
資料も楽々広げられる!サブディスプレイアプリを使うメリット
ここからはサブディスプレイを用意するためにサブディスプレイアプリをインストールするメリットをご紹介していきます。
手持ちのスマホやタブレットなどが手軽にサブディスプレイアプリ化する
すでにスマホやタブレットなどがある場合、サブディスプレイアプリをインストールするだけですぐ端末がサブディスプレイ化します。パソコンと接続して利用すれば、スマホやタブレット側に画面を拡張させながら文字入力作業がこなせます。
ちなみにスマホよりタブレットのほうが画面が大きいので、快適な作業環境を用意したい場合はタブレットのサブディスプレイ化のほうがスマホのサブディスプレイ化より有利です。また端末の縁(ベゼル)は少ないほうがサブディスプレイとして使いやすいので覚えておきましょう。
デジタル資料も楽に広げながら文字入力作業ができる
サブディスプレイアプリで端末をサブディスプレイ化すると、スマホやタブレット画面へパソコンの画面を拡張することが可能です。たとえば「右側のディスプレイに資料を表示して、必要な部分だけを左側のWordへ入力する」という場合、右側のディスプレイとしてスマホやタブレットの画面を使えばパソコン側ではWordを大きく広げながら作業ができたりと便利になります。
ユーザーの機転によってはさらにサブディスプレイの用途が広がります。
かさばらないのでモバイルワークでも楽々使える
スマホやタブレットは持ち運びしやすくて軽量なのでかさばりません。たとえばカフェや図書館などでモバイルワークをする場合、スマホやタブレットをスマートに出してサブディスプレイアプリを起動すればすぐサブディスプレイのある環境で文字入力ができます。
おすすめは2つ!使えるサブディスプレイアプリを解説
ここからは代表的なサブディスプレイアプリを2つ解説していきます。
Duet Display
元「Apple」の技術者が開発したサブディスプレイアプリです。Android端末にもiOS端末にも利用できます。
対象のパソコンとスマホ・タブレットにアプリをインストールして設定を行い、ケーブルで接続するだけでサブディスプレイができ上がります。サブディスプレイの表示ラグも少なく、動画の再生にもスムーズに対応可能です。またワイヤレスでも使用できます。
ただし利用には料金が発生するので注意してください。
spacedesk
Duet Displayと比較して無料で使えるので、導入しやすいサブディスプレイアプリです。
アプリの画面に従って設定を行った後、パソコン側のディスプレイ設定で画面を拡張してあげればすぐにサブディスプレイが完成します。説明は英語ですが直感的に利用できるのですぐに使えるようになるでしょう。気になる場合は、フリーソフトを紹介しているメディアの解説などを利用時に参考にしてみましょう。
まとめ
今回はサブディスプレイアプリのメリットやおすすめアプリをご紹介してきました。
サブディスプレイアプリでお手持ちのスマホやタブレットをサブディスプレイにすれば、手軽にディスプレイを拡張させて快適な文字入力作業が可能になります。
ぜひサブディスプレイアプリを活用してテレワークを効率化してみてください。