コロナウイルスの急速な拡大によりテレワークを余儀なくされた方も多いと思います。
テレワークをスムーズに実行するためには文字入力に使う機器をそろえておく必要があります。「わざわざテレワーク用のパソコンを購入するのは時間が掛かるし面倒だ」と思う場合は、すでに持っているタブレットを活用して文字入力ができる環境を整える方法も有効です。
今回はテレワークにおいて文字入力を行う環境を素早く整えたい方向けに、タブレットを文字入力に活用するコツをご紹介していきます。
※今回の記事では2in1型のノートパソコンとしても使えるタブレットではなく、薄型でキーボードなどが最初からついていないタブレットを想定しています
外出先でも気軽に入力!タブレットを文字入力に活用するメリットとは

いま所有しているタブレットを文字入力に活用できるようにすると、次のようなメリットがあります。
- わざわざノートパソコンなどを購入せずにすぐ文字入力できる環境を整えられる
- 外出先でもすぐに取り出して文字入力が可能
- テレワークにおいてサブ機器としても使える
タブレットを文字入力に活用すればノートパソコンを新規購入しなくても作業が可能です。また外出先でも気軽に取り出して文字入力ができるのもメリットになります。
また「テレワークに使うパソコンがすでにある」という方でも、サブ機器としてタブレットを文字入力に使えば万が一の際作業が止まることがないので安心できます。
文字入力用のキーボードやマウスをそろえよう!タブレットで文字入力する際のポイント

ここからはタブレットで文字入力する際のポイントを解説していきます。
キーボードやマウスを用意して接続できるようにしておく
タブレットはタッチ操作でも使えますが、スマホと同じくスピーディーに文字入力するには不向きです。やはりパソコンと同じくキーボードやマウスをそろえておいたほうが便利です。
キーボードについてはキーピッチ(キー同士の幅)やキーストローク(キーを押しこめる深さ)なども確認する必要がありますが、タブレットの携帯性を損ないたくない方は「Bluetooth」接続が使えるキーボードをおすすめします。携帯できるようにコンパクトになっているのでタブレットといっしょに持ち歩けます。
またマウスについてはキーボードと同じく、タブレットのOSに対応しているかを確認する必要がある点に注意です。キーボードでBluetoothを使っている場合はマウスにBluetooth接続を使えないので、アダプターを使ってUSB接続するといった工夫が必要になります。
スタンドも用意して立てられるようにしておく
キーボードやマウスなどを使えるようになっても、タブレットをパソコンのように立てられなければ作業効率は低下します。
- スタンドとして使えるタブレットカバー
- タブレット対応の専用スタンド
などを用意すれば、タブレットを自立させながらパソコンのように扱えます。100均でも販売されているので気になる方は最寄りの店舗をチェックしてみましょう。
文字入力ができるアプリ環境を整えておく
ノートパソコンなどのようにタブレットを使うには、文字入力ができるアプリ環境を用意しておく必要もあります。
- 会社で使っているパソコンソフトウェアのアプリ版をインストールする
- Webブラウザー経由でサービスを利用する
といった方法があります。
アプリをインストールする場合は本体の容量に注意しましょう。Webブラウザーからサービスを利用して文字入力ができれば容量は圧迫されずに済みます。
まとめ
今回は今持っているタブレットで文字入力する際のポイントを解説してきました。
タブレットで効率よく文字入力ができれば、テレワークの際サブ機器として使えるようになるなど役立ちます。Bluetooth接続のキーボードやマウス、スタンドなどを購入してテレワークに対応できるタブレット環境を整えてみてください。
またアプリやWebサービスなどを活用して社内の文字入力環境を再現できるようにしておきましょう。