動画配信サービスとして世界的に有名な「Youtube」。実はテープ起こししたい動画ファイルをアップロードすれば、AIが自動で文字起こしをしてくれる機能がありビジネスでも活用可能です。
ちなみに実際のテープ起こしの方法は下記をご参照ください。
音声データの文字起こしに便利なあのサービスとは?
ただしテープ起こしにYoutubeを使う際は、セキュリティなどでいくつか注意すべき点があります。
そこで今回は「Youtubeをテープ起こしに利用したいけど、デメリットはあるの?」と疑問に思う方へ向けて、注意点を分かりやすく解説していきます。
公開範囲を間違えないで!Youtubeをテープ起こしに使う際の注意点とは
Youtubeをテープ起こしで使う際は、次の点に注意してください。
動画ファイルのみしか受け付けていない
Youtubeは動画プラットフォームです。
ですからアップロードを行う場合は
といった動画形式へファイルを変換する必要があります。
「テープ起こししたいデータが音声ファイルのまま」という場合は、無料Webツールなどを使って動画ファイルへ変換してからYoutubeへアップロードしましょう。
公開範囲を間違えると外部に動画が公開されてしまう
Youtubeは本来動画を外部へ公開するために使われるサービスです。
外部へ公開するのがメインになっているサービスを機密性が求められるテープ起こしへ使うわけですから、公開範囲については特に注意しないといけません。
Youtubeにアップロードした動画の公開範囲は
- 公開:一般公開、文字検索でもヒットする
- 限定公開:検索結果に非表示、URLを知っている人間のみ閲覧可能
- 非公開:Youtube事態に動画がリストアップされない
から設定可能です。
公開範囲を非公開以外にしてしまうとインターネット接続しているユーザーからテープ起こしファイルを閲覧されてしまう危険があります。
情報漏洩して炎上しないよう、公開前に権限が合っているか確認しておきましょう。
文字起こしの精度に限界がある
Youtubeではアップロードされた動画に、AIが文字を付けます。AIの精度は日に日に高くなっていますが、まだ人間の代わりを務められるレベルには達していません。あくまでテープ起こしの補助がAIのメインです。
- 言い方がクリアでないと意味の分からない文字へ変換される
- 独特の言い回しを解せず変換できない
といったトラブルで上手く文字起こしができないときもあるでしょう。
また文字起こしされたデータに間違いがないか確認しないと、表現違いなどでトラブルになる危険もあるのでチェックは怠らないでください。
Youtubeを使うのは心配・・・!でもテープ起こしを業者へ依頼すれば安心
Youtubeをテープ起こしに使う際は、公開範囲や文字起こしの精度などに注意する必要があります。
- 万が一テープ起こしの資料動画が外部に公開されたら怖い
- 文字起こしの精度が実際に使った際いまいちだった
という方には適していません。
しかし専門業者にテープ起こしの依頼を出せば、上記のような心配や不満を解消できます。
「プライバシーマーク」といった認定制度に合格している業者はテープ起こしの資料取り扱いなどもしっかりしています。また精度についても専門のスタッフが集中して実行してくれるので高いです。Youtubeにはできない、内容の補足ができる点もメリットになっています(分からない部分を●●にする、といった処理)。
料金についてはYoutubeを無料で利用するのと比較すれば掛かりますが、納品された後にこちらで文字起こし内容の訂正を特にしないでよい点や、従業員にテープ起こしをさせた場合と比較すれば安く済むことなどを考えればよい方法と言ええるでしょう。
まとめ
今回はYoutubeをテープ起こしに使う際の注意点を解説してきました。
無料でテープ起こしの手間を少しでも減らせるYoutubeは、ビジネスツールとしても優秀です。ただしテープ起こしの内容によってはYoutubeを使うのが適切だとは限りません。
必要に応じて精度の高さなどで有利な専門業者へ依頼を行い、コスト削減や業務効率化などを実現してみましょう。