アンケートの集計後はデータ化しますが、中にはグラフ化が適するタイプも存在します。
アンケート結果に用いるグラフは主に8種類ありますが、適したグラフを選ぶ必要があります。
合わないグラフを利用すると、アンケートの結果を効果的にマーケティングに活かせません。
そこで本記事では、それぞれのアンケートの性質ごとに最適のグラフを紹介します。
アンケートの集計結果で使うグラフは8種
質問項目によっては、アンケートの結果は集計後にグラフ化が有効です。
アンケートの集計結果には、以下の8種類のグラフタイプの活用をおすすめします。
・円グラフ
・帯グラフ
・棒グラフ
・折れ線グラフ
・棒グラフ+折れ線グラフ
・散布図
・レーダーチャート
・テキストマイニング
グラフの種類の選び方
それぞれのアンケートに応じた、集計結果のグラフタイプを選ぶ必要があります。
間違ったグラフタイプを選択すると、うまくアンケート結果を可視化できず、マーケティングに活かせません。
ここでは、アンケートの集計結果のグラフタイプの選択方法を確認しましょう。
円グラフ
単一回答の単純集計の可視化に最適なグラフ
複数回答には利用できない
帯グラフ
単一回答のクロス集計の可視化に最適なグラフ
複数回答には利用できない
棒グラフ
複数回答のアンケート結果の可視化に最適なグラフ
単純集計にもクロス集計にも対応可能
折れ線グラフ
一定期間以上繰り返して実施した、アンケートの時系列による変化の可視化に最適なグラフ
単一回答にも複数回答にも対応
棒グラフ+折れ線グラフ
複数回答の際のデータ比較に最適なグラフ
散布図
縦軸と横軸におけるデータの相関関係の可視化に最適なグラフ
レーダーチャート
似たような3点以上の評価項目を設置した、アンケートの集計のグラフ化に最適
2つの商品など、2点以上を対象としたデータ比較に適する
テキストマイニング
自由記述のアンケート回答で用いられた言葉を集計・分析し、可視化する際に最適なグラフ
同一単語の使用回数や関連性・重要度が可視化できるため、回答の全体像の把握が可能
まとめ
アンケートの集計結果は、それぞれに適したグラフを用いてデータ化しましょう。
膨大な量のアンケートの集計・グラフデータ化には、とても時間と労力・コストがかかります。
そのため社内で行うよりも、アンケートの集計・グラフ化は外注がおすすめです。
アンケート結果の入力自体も業者に依頼できるため、入力・集計・グラフ化をまとめて外注すると良いでしょう。