キーボードにはテンキーが搭載されていないタイプがあります。ノートパソコンではサイズの問題からテンキーが省略される傾向にありますが、わざわざキーボード上部にある数字キーを押してデータ入力を行うのは面倒です。
テンキーを別に用意すれば数値入力だけに専念できますし、足し算や掛け算などの入力も楽になります。またテンキー搭載のキーボードをパソコンへ外付けする方法も有効です。
今回は数値のデータ入力を効率化したい方向けに、テンキーを利用するメリットや購入する際の選び方などを解説していきます。
0の2ケタ同時入力も可能!テンキーのメリット
テンキーとは、0から9まで合計10個の数字に関するキーが搭載されているキーボードです。
テンキーを使いこなせるようになると、
- 数値入力の際電卓のようにスムーズに入力が可能
- 最初から半角で入力されるため変換ミスが発生しない
- 「00」といった専用キーが搭載されていれば数値入力がさらに楽になる
といったメリットがあります。
数値入力を念頭に置いた配置とキー構成になっているため、
- データ入力作業で数字を入力して計算を行う場合が多い
- 経理部門に所属していて細かい計算を行う場面が普通
といった環境では特に役立つキーボードです。
パソコンへの接続方法も重要!テンキーを選ぶときに気を付けたいポイント3つ
ここからはテンキーを選ぶ際、気を付けたいポイントを3つご紹介していきます。
有線タイプか無線タイプか
テンキーには有線接続するタイプと無線接続するタイプの2つがあります。
有線接続の場合は接続が切れる心配がなく、安定した入力が可能です。また無線接続の場合は取り回しがしやすく、Bluetoothにパソコンが対応していれば接続端子を使わずに好きな場所に配置ができるのがメリットです。
- 社内で仕事を行う場面が多いときは有線タイプ
- 社外でパソコンを取り出して仕事を行う場面が多いときは無線タイプ
というように判断すればスムーズに選べます。
自分の使っているOSに対応しているか
パソコンを基本動作させるために必要な「OS」も、テンキー選びに深くかかわってきます。
特に注意したいのは「Mac OS」を使っている方です。Mac OSの場合は対応していないテンキーも多く正常に動作しない可能性があります。
テンキーを購入する際には「Windows Mac 両方に対応」といった記載があるか確認してみてください。
キーピッチやキーストロークなどを確認する
テンキーも通常のキーボードと同じく、「キーピッチ(キー同士の幅)」や「キーストローク(キーを押せる深さ)」などが重要です。
キーピッチが広めでキーストロークが深いテンキーだとタイピングミスも減りやすく、また押し心地も強いためタイピングしている感覚を得やすいです。ただし「指で押す力が少し弱い」といった方は、キーストロークが浅いモデルを選んだりと判断を変える必要があるでしょう。
ちなみにノートパソコンのキーボード自体が押しにくいという場合は、テンキー付きの外付けキーボードを接続して使えばデータ入力の作業効率性が向上する可能性があります。
まとめ
今回はテンキーのメリットや選び方などをご紹介してきました。
テンキーを利用すればExcelといったソフトウェアを使う際のデータ入力の効率が向上します。今までキーボードの上に配置されている数字キーをデータ入力に使っていた方は、ぜひテンキーを導入して作業効率性を上げてみてみましょう。
「テンキーを付けたくらいではどうしようもないほど作業量が多い」という方は、弊社のデータ入力代行サービスも検討してみてください。