テープ起こしのテキスト化に関して、
- 内容をタイピングする:Googleスプレッドシート、ドキュメント
- 音声認識機能で自動文字起こしをする:Googleドキュメント
- ファイル共有に関してオンラインストレージを活用:Googleドライブ
といった用途で「Google」のサービスを使っている方もいらっしゃるでしょう。
確かにGoogleのサービスは洗練されており利用価値も高いです。ただし最近では障害もたびたび起きており、Googleに依存しているとテープ起こしの作業に支障が出る危険もあります。
今回はGoogleのサービスに起きたトラブル事例を通して、Googleサービスが使えない状態になってもテープ起こし作業に支障が出ない方法を探っていきます。
Googleドキュメントが使用不可!テープ起こしにもかかわるトラブル事例

ここからはテープ起こしのテキスト化にもかかわる、Googleで発生した障害事例をご紹介していきます。
2020年12月14日:Googleドキュメントを始めとしたサービスが利用不可能に
2020年12月14日の2020年年末、世間を騒がせる事故が発生しました。Googleドキュメントを始めとするGoogleドライブ関連のサービスが「Google ドキュメント内でエラーが発生しました。」というメッセージとともに利用不可になったのです。
編集はおろか閲覧すらできない状態であり、原因はGoogleのサーバーやネットワーク側にあったのでユーザー側で対処ができない状況でした。結果的に多くの一般およびビジネスユーザーに迷惑の掛かる事件になってしまったのです。
ちなみにYoutubeもまったく閲覧できない状態になり、「Something went wrong」というエラーメッセージが出る事態になっていました。もしそのタイミングでYoutube文字起こし機能を使っていた場合は、大きな影響を受けたことになります。
2021年3月23日:Gmailアプリに障害が発生、AndroidスマホでGmailが使えない状況に
米Googleが2021年3月23日に、Gmailアプリにおいて障害が発生したと報じました。影響があったのはAndroidスマホを持っているユーザーです。
同時にAndroidの「WebView(Webページをアプリ内で読み込む機能)」更新に関して多数問題が発生しており、Gmailの不具合原因も同様の問題が起因していました。
Gmailでテープ起こしのやり取りなどを行っていた場合障害が出たでしょうし、WebViewを使うアプリをテープ起こし関連で使っていた場合も作業がストップしてしまう状況でした。
2021年6月22日:「Google」アプリでエラーメッセージが頻発する事態が発生
2021年6月22日には、Googleアプリにエラーが発生しました。繰り返しアプリ停止のメッセージが流れてまともにAndroidスマホを操作できない状況が、複数のユーザーで確認されています。
エラーの除去は1日では終わらず6月24日まで掛かったのも問題です。アプリを無効にすることでエラーは回避できましたが、Webサイトショートカットが消えてしまうといった被害も発生して影響を受けたユーザーもいます。
Googleアプリをテープ起こしに関係する検索に使っていた場合は影響が出たでしょう。そもそもAndroidスマホが根本的に使えない状態になっていたのも困りものです。
念のため代替サービスにも登録!Googleの障害を回避して対応するには

Googleの障害を回避して対応するには
- OneDriveといった代替サービスを登録しておく
- うかつにGoogleサービスのアップデートを行わない
- Googleサービスがおかしいと思ったらTwitterを見てみる
といった方法があります。
代替サービスを使えればテープ起こし作業が止まる可能性はありません。またGoogleアプリに関しては状況を見てからアップデートすると安心です。自動更新にしておくとご紹介したトラブルに巻き込まれる危険もあるので注意しましょう。
また最新情報はTwitterにすぐ掲載されます。自分と同じトラブルに遭遇しているユーザーが複数見受けられたらGoogle側の障害がトラブル原因になっている可能性が高いので、チェックしておきましょう。
まとめ
今回はGoogleで起こった障害や対応方法などをご紹介してきました。
テープ起こしにおいてGoogleのサービスが活用できる範囲は多いですが、依存しているとトラブル発生の際作業が止まる可能性があります。代替サービスへ登録する、いち早く原因を調べるなど対策を怠らないようにしてみてください。