テープ起こしで必須の校正記号!代行業者から受け取った書類を適切に校正しよう

2021/06/18
文章内の誤字や脱字、抜け漏れなどを発見してマークを付ける校正作業はテープ起こしに必須です。テープ起こしに使われる校正記号にはさまざまな種類があり、テープ起こし初心者は戸惑ってしまうでしょう。 頻繁に使われる記号だけでも覚えてスムーズなテープ起こしを実現してみてください。 今回はテープ起こしをする際よく使われる校正記号を一覧でご紹介していきます。

納品された書類確認の際にも使える!校正記号を覚えておくとテープ起こし代行でも役に立つ

校正記号はテープ起こし代行を依頼した際も役に立ちます。 たとえば納品された書類を一通りチェックするとします。その際個人的に変更したほうがよいな、と思った表現や単語などを校正記号でチェックするようにすれば、スムーズに他メンバーへ引き渡して訂正を依頼したりといったことが可能です。 校正記号は文章中に記載することを前提に使われますから、複雑な記号は特にありません。すぐに覚えて日常作業で活用することができます。後は校正記号を使う癖をつけておきましょう。

基本的な校正記号一覧!今すぐ使ってみよう

ここからは覚えればすぐに使える、基本的な校正記号をご紹介していきます。

逆斜線

「\」のことです。通常の斜線「/」とは逆に左上から右下に線を伸ばします。 たとえば文章中の「研修員」を「新入社員」に訂正したい場合、まず「研」と「員」に逆斜線を引いた後残りの文字を「-(横線)」でつなげます。そして空白に引き出し線を引っ張って変更後の文字を追記してください。 また文字を削除したい場合は同じように引き出し線を引っ張った後、「トル」とカタカナで記載しましょう。

Y記号

文字を別途挿入する際に使います。 挿入する必要がある文章の間に「Y」の形で挿入マークを入れた後、Yの上の部分に実際に入れる文字を記載します。逆斜線と同じく利用頻度の高い記号です。

「記号

改行を行う際に使います。改行する直前の文字に「記号を入れて、それから下を行替えするように促するのがポイントです。 ちなみに段落改行の場合は、「の左下線に-を追加したような記号を使います。同じように段落改行させたい文字の直前に挿入しましょう。

S記号

文字を入れ替える際に使います。隣接している入れ替えたい文字を、Sを90度倒したような記号で囲むのがコツです。 ちなみに文字同士が離れている場合は楕円記号と矢印を使います。入れ替えたい文字同士を楕円でそれぞれ囲んだ後に、矢印を使って入れ替える旨を説明します。

まとめ

今回はテープ起こしでよく使う校正記号一覧をご紹介してきました。 テープ起こし代行を依頼した際も校正業務に役立つ記号を解説してきました。ぜひ覚えて日常で使えるように積極的に使ってみましょう。