アンケート集計を依頼されたら確認したいこと

2019/05/23
「キミ、このアンケート、集計しといてもらえる?」 気分屋の上司がいると、急に仕事を割り振られて困ること、多いですよね。特にこのように会社でアンケートの集計を頼まれた場合には大抵アンケート結果の入力が行われていない状態で渡されます。    
アンケートの集計のコツは、アンケートの入力の段階で間違えないこと?
しかしアンケートを集計すると言っても、一体何をすればいいのでしょうか? アンケート集計がうまくいかない場合、その原因は大きく二つに分類されます。それは「集計の仕方が間違っている」か、「データ入力の段階で間違っている」かです。集計の仕方が間違っている場合は集計の仕方を変えればいいだけなんですが、データ入力の段階で間違えると再び打ち直さなければならないためにとても手間が掛かります。      

アンケートの集計にはアンケートの入力も含まれる。

そうなんです。アンケートを集計するということは、ただ結果をイエス/ノーで仕分けをすればいいというわけではないんです。 アンケート集計の仕事は、欲しいカタチの集計結果に適したデータ入力を行うことから始まります。だから今回の場合に最初にやるべきことは、 そのアンケートは何を目的に実施されたものなのか、アンケートを通じて知りたいことは何なのか、を上司と擦り合わせることです。  

まずは経験者の話を聞こう。

アンケートの結果をセルに打ち込むことは時間を掛ければ誰にでも出来る仕事です。しかし、それだけではなんの意味もない集計結果が出てきてせっかく行ったアンケートが意味ないものになってしまうかもしれません。社内にアンケート集計の経験者がいるならまずは話を聞いてみるべきでしょう。話を聞いてみてその方が、まえの項目の留意点に意識を置いたアドバイスをくれたなら、そのアドバイスを参考に集計作業を行うのが良いでしょう。残念ながらそうでなかった場合には、しっかりとアンケートの目的を意識しながら作業を進めましょう。 難しい場合は弊社におまかせ下さい(宣伝!!)    

入力と集計はシートを分ける。

次に実際に作業をする上での注意点になるのですが、Excel等で作業する場合は必ず入力と集計のシートを分けるようにしましょう。これは入力の段階で間違えているのか、集計の段階で間違えているのか、ミスした箇所を発見し易くするためでもあり、修正する際の修正箇所を出来るだけ少なくするための工夫でもあります。 また、アンケートが自由記述形式を多用していたり選択項目が多いものだと作業画面がとんでもない長さになってしまう恐れもあるので、めんどくさがらずに絶対やるようにしましょう。

最後に

もしも集計を頼んできた上司が実際にアンケートの集計作業をやったことのない人なら、アンケートの集計作業を単純な打ち込み作業だと考えているかもしれません。事前に上司にアンケート集計の難しい点を説明しておけば、あなたの苦労が徒労に終わらずに済むのではないかと考えます。 今後アンケート集計の作業が回ってきた際は心の準備をしてから引き受けましょう。