メルカリがBtoC市場へ本格参入!出店検討の方は価格調査の依頼を

2021/08/30
「メルカリ」と言えばモノを売りたい消費者と、モノを買いたい消費者同士を仲介する「フリマサービス(CtoC型のECサービス)」として有名です。 しかし最近メルカリがBtoC、つまり事業者対消費者のやり取りを行うEC領域に参入したのをご存じでしょうか?「メルカリShops」と呼ばれているこのサービスにはさまざまな特徴があり、今のうちに理解しておけば競合に出店時に差を付けられるかもしれません。 今回は新たなECサービスメルカリShopsの特徴や今後を解説していきます。

値下げ交渉もなし!メルカリShopsはサイト作成機能も付いた本格的なBtoCサービス

メルカリでは事業者が商品を販売することも可能です。しかしあくまで消費者同士の取引を想定していることから、BtoCの用途では向いていない点がネックでした。 そこでメルカリは事業者と消費者をスマホ1台でつなげられる新サービス、メルカリShopsをオープンすることにしました。まだプレオープンの状態で一部の事業者しか出店できませんが、今後本格オープンへ向けて準備が続いていくでしょう。 メルカリShopsには次の特徴があります。

値下げ交渉がないのでこちらで決めた価格のみを提示できる

事業者としてメルカリを使いたいと思っても、値下げ交渉がネックになります。BtoCのECサイトでは基本的に値下げ交渉機能はありませんし、交渉で利益を急に下げられるとトラブルにもつながりかねません。 しかしメルカリShopsでは最初からBtoCを想定しているので、値下げ交渉なしで店舗側の価格を提示可能です。余計なことを考えずに商品販売へ力を注げます。

出品や在庫の管理が簡単

メルカリShopsは競合サービスと比較して、「スマホ1台で使える」というのをアピールポイントにしています。 たとえばスマホから出品画面を出して、
  • カラー
  • サイズ
  • 在庫数
といった商品設定をスムーズに進められるのがポイントです。メルカリの出品における手軽さがメルカリShopsにも活きています。

月間1,900万人利用のメルカリアプリのブランドを借りられる

メルカリの月間ユーザーは1,900万人(公式の発表)です。つまりメルカリアプリで商品を探している1,900万人のユーザーを、ダイレクトに集客できるのがメリットになります。 またメルカリShopsへのアクセスはアプリ内トップ「ショップ」タブを通じて行うので、導線もスムーズです。ゆくゆくはメルカリとは別にWebサイトを作成する機能といった内容も追加される予定なので、最新情報を確認してみてください。

メルカリShopsを利用したい方へ!弊社が価格調査を承ります

メルカリShopsへ出店する際も、他のネットショップと同じく価格決めが重要です。高くては誰も買ってくれませんし、安過ぎると利益率が低くなってしまいます。 適切な価格にするには価格調査で事前に情報収集するのがおすすめです。弊社ではメルカリに関する価格調査も承っております。メルカリShopsはメルカリ内で集客を行うことになるので、通常のメルカリ内商品との価格比較まで行われる可能性があります。ぜひメルカリやメルカリShopsの価格調査を通じて競合へ差を付けましょう。

まとめ

今回はメルカリの新サービス、メルカリShopsの特徴を解説してきました。 まだプレオープンの状態ですが、マーケティングに役立つ各機能が追加されながら本格オープンへと準備を進めています。今のうちにネットショップの価格調査等を行っておけば、メルカリShopsへ出店する際も参考になるかもしれません。 ぜひメルカリShopsへの出店を検討してみてください。