モール型ECと自社ECの違いとは?価格調査を委託してどちらでも攻めの販売をしよう

2021/08/26
皆さんは初めにネットショップを立ち上げる際、どちらの方法を取りたいと思っていますか(あるいは取りましたか)?
  • 楽天市場といった大手のネットショップへ出店する
  • Shopifyといったネットショップ作成サービスを利用する
大手のネットショップへ出店するのは「モール型ECへ出店する」、またネットショップ作成サービスで自社ネットショップを開設することを「自社ECを開設する」と呼びます。 今回はECサイトの立ち上げで迷っている方向けに、モール型ECと自社ECの違いやメリット・デメリットを比較しながらご紹介していきます。

ブランドを借りられるがコストがきつい!モール型ECのメリット・デメリット

モール型ECとは、「商業施設のように多数のテナント(出店者)が集まり商品販売を行う形式のECサービス」です。
  • 楽天市場
  • Amazon
  • ヤフーショッピング
といった、何でも取り扱う総合型のモールECが代表的です。 モール型ECには次のようなメリット・デメリットがあります。
  • メリット:モールのブランド力を借りて集客が可能
  • メリット:モールのツールやサポートを使える
  • デメリット:自店舗のブランドを成長させにくい
  • デメリット:出店料といった各コストがのしかかってくる
有名なモールへ出店すれば、自店舗が知られていなくても流入が見込めます。またモール側でサイト制作といった目的で使えるツール、そして困ったときのサポートなどを提供しているのもメリットです。 ただし「あの商業施設で服を購入した」というようにモールのブランドが目立ってしまうため、自店舗のブランドを成長させにくいのがデメリット。また
  • 出店料
  • 販売手数料
  • オプションツールやサポートの料金
といったコストが掛かる点もネックです。

ユーザーと直接やり取りできるがブランド力が必要!自社ECのメリット・デメリット

自社ECとは「クラウドサービスやCMSといったツールを使って作った、自店舗だけのECサービス」です。
  • Shopify
  • STORES
  • EC-CUBE
といったサービスを使うと構築可能になります。 自社ECには
  • 自店舗専用のためブランドを構築・成長させやすい
  • モール型よりコストが掛からないため利益を最大化できる
  • ブランド戦略を1から組み立てる必要がある
  • 構築方法によってスキルが必要
といったメリット・デメリットがあります。 まずブランド構築の点では、自店舗のブランドが一番にユーザーへ届くので「このお店で服を買った!」というようにブランドの紐づけがしやすい点がメリットです。またモール型よりコストが掛かりにくいため、利益が目減りせず最大になりやすい点も魅力になっています。 しかしモール型ECサービスのブランド力は借りられないため、これからどうやってブランドを認知させていくか戦略を1から立案する必要があります。またEC-CUBEを使うといった方法では、慣れればスムーズに作成できますが操作を覚えるのにある程度の時間が必要です。

まとめ

今回はモール型ECと自社EC、それぞれのメリット・デメリットを開設してきました。 それぞれの立ち上げタイプにメリット・デメリットがあります。「まずはモール型ECでファンを増やした後に、自社ECへ誘導してコスト削減や利益最大化などを狙う」といった手法も有効なので併用も検討してみましょう。 またどのECタイプでも、攻めの価格を提示して利益率を確保するのが重要です。弊社では価格調査委託を請け負っています。ツールに依存しない柔軟なデータ収集が可能なので委託を検討してみてください。