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名刺の活用法
名刺にメモをとる。
名刺を頂いた際には会合が終わった後で名刺の余白にそのとき相手と話した内容や相手の格好などをメモしておきましょう。そうすることによって次に会ったときに話題に困ることなく、相手を尊重している旨が伝わり好印象を持たれることでしょう。 一流のビジネスマンで『世界外交官』の異名をとった、あのロックフェラー財閥の当主デイビット・ロックフェラーはJ・F・ケネディ大統領のビジネスカード(アメリカでいうところの名刺)に 「当時駐英大使だった父親とともに英国で初めて面会。ハーバード大学の’38年クラス。大学卒業後は欧州についての本を執筆し、ベストセラーとなった」 と書き記していたそうです。 会ったときの状況、話題の端緒にできそうな相手との共通点(デイビットはハーバード大卒)、相手の実績。 端的にまとめられていて、2回目に会う前に目を通しておけば素晴らしく役に立ちそうなメモですね。世界一のお金持ちですらメモを取るのですから、名刺にメモを取ることは、きっとビジネスをする上で有用なのです。ただし、相手のいる場所で相手の名刺に何かを書き込むことはマナー違反です。必ず相手の見ていないところで行うようにしましょう。名刺を共有する
一枚では破れてしまう紙の名刺も、20や30重ねればちょっとやそっとでは破れません。数は力。皆で名刺情報を持ち寄れば、暗礁に乗り上げた案件だって息を吹き返すかもしれません。御社の新人はひょっとして取引先の社長の息子かもしれませんよ。 しかし情報が共有されていなければ、その奇跡のようなコネクションを活かすことはできません。 そこで情報共有のためにオススメしたいのが、 名刺情報をデジタルで管理する。 というやり方です。管理ソフトとスキャナーを活用することによって、各人の持っていた人脈は有機的に結合され、新たなビジネスチャンスを生み出す金の鉱脈となるのです。詳しいことは過去の記事に書いてあるので、もしよろしければ下のリンクからよろしくお願いします。名刺の管理方法はデジタルでスマートに! 名刺をデータ化するメリット