最近流行りの名刺のデータ化。大量の名刺をデータ化するなら専門の業者に頼むのが一番です。しかし一体費用の相場はいくらくらいなんでしょうか? また、どんなサービスがあるんでしょうか。今回の記事では名刺のデータ化の相場についてお伝えいたします。
『Sansan』(サンサン)
「それさぁ、早く言ってよ~」
という岩松了さんのCMで社名を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。『Sansan』は国内トップシェアの法人向けクラウド名刺管理サービスです。「名刺を企業の資産に変える」の企業理念にもあるように、名刺のデータ化に止まらず、商談内容の記録などのサービスを組み合わせて、「人」を軸としたデータベースの構築による営業支援や顧客管理を可能にしたクラウドサービスです。
初期費用 ライセンス費用12ヶ月分
ライセンス費用 月額5万円~(年契約)
スキャナ費用 月額1万円/台
ライセンス費用はひとり当たりの年間名刺交換枚数を推定し、従業員規模に掛け合わせ、その企業の年間名刺交換枚数を算出するそうです。
『名刺入力.com』
『Sansan』とは対照的に、名刺の内容をデータ化することに特化したサービスです。
その価格は驚きの1枚18円!!
こんな方にオススメのサービスです。(
同社ホームページより引用)
カンタンな内容だからとにかく安くしたい!当社独自のビジネスモデルでこの価格を実現
納期までに時間はあるから、とにかく安くしたい!
社員やアルバイトに支払う賃金より安くあげたい!
日本人スタッフによる作業で品質を保証、すべて手作業で入力いたします!
速さよりも安さに特化しているわけですね。1枚18円ということは、
2000枚の名刺入力で18円×2,000枚=36,000円
です。自社の社員を導入した場合
1分(1枚あたりの入力時間)×2000枚=約34時間として
時給1,500円×34時間=
人件費51,000円
かかる計算になるので、圧倒的に安く抑えられますね。とにかく安く抑えたい場合には『名刺入力.com』を利用するのが良いでしょう。
『メイシー』
名刺管理ソフトの検索のしやすさ、使いやすさを重視するなら『メイシー』がオススメです。メイシーの管理ソフトには名刺の住所から目的地までのルートを検索できる機能や、gmailと連動したサービスなどがあります。
メイシーの料金は、
月額利用料金¥1,980 / ユーザー数無制限
データ入力料金 25円/枚
スキャン料金 10円/枚
です。データ入力料金とスキャン料金が別になっているので若干割高な印象を受けますが、管理ソフトの使い勝手の良さを考えたらおトクだと言えます。
最後に
いかがでしたか。名刺のデータ化の業者選びの参考になったでしょうか。各社それぞれ特長がありますので、しっかり吟味して自社の都合に合う会社を選ぶのが良いでしょう。