DM発送を行う方法とは?外部委託はできるのかも解説

2023/03/13

企業では手元にある名簿データなどを基に、得意先へDM発送を行うケースがあります。現在ではメールツールを使ってオンラインでDMを発送するケースが増えてきましたが、いまだ紙を使ったDM発送の需要は残っています。

DM発送をする場合は、どういった工程を通して名簿作成~発送を行うのか理解した上で、コスト削減などが狙える場合は外部業者へ代行を打診したほうがよいケースもあるのがポイントです。今回はDM発送の手順や外部委託ができるのか、などを解説していきます。

DM発送の手順とは?

DM発送を行う場合は、以下の手順を踏みます。

1.企画を考える

まずはDMの企画を考えます。

  • ターゲットは誰か
  • 必要な名簿データや名刺データなどはそろっているか
  • 新サービスの認知や商品購入など、何を目的にするか
  • 目的に合わせてどんなメッセージにするか
  • 発送の時期をいつにするか

企画の段階でDMを効果的に送付できるか否か、が決まります。この後の作業が無駄にならないようにするためにも、多少時間が掛かっても細かいところまで計画ができると安心です。

2.デザインを実施する

次にデザインを実行していきます。

  • 紙のタイプ
  • 文字や画像のレイアウト
  • キャッチコピー
  • 印刷に使う色

など、決めるべき項目は多いです。

紙のタイプは圧着式や通常の1枚で表裏に印字できるタイプなど、いろいろあります。訴求方法や入れ込みたい文字の量などによって、適切なタイプを決定しましょう。

またカラーリングだけでなく、画像の配置やメッセージの訴求順番などもデザインの一部として適正化できるように工夫してみてください。

3.印刷を行う

次に印刷を行っていきます。普通のはがきタイプであれば自社の印刷機でも印刷できるかもしれませんが、圧着式を1から作ったり特殊なカラーリングを採用したりすると内製は難しいです。そのため印刷会社へ連絡して印刷代行を受けるケースが多くなっています。

  • 印刷物の種類やサイズ
  • 紙素材
  • 厚み
  • 色数
  • 部数

などを指定すると、納期に合わせて印刷を行ってくれます。

4.発送準備を行う

次に

  • 郵便番号・住所によってDMを区分する
  • 紙を折ったりして指定の形にする
  • 封筒へ入れる

といった発送準備を行います。

枚数や区分数が多いとそれだけ時間の掛かる作業となり、定型的な工程が多いと言っても簡略化するのは簡単ではありません。

5.発送する

最後に発送を行います。郵便業者など発送を行ってくれる業者へ連絡してDMを引き取ってもらい、発送が完了するまで待ちます。

発送サービスごとに料金やメリット・デメリットが異なるので、送りたいDMの種類や数などによって選定を行いましょう。

DM発送を代行してもらうことはできるのか?

DM発送については、内製化するよりも代行することが多いです。実際にインターネットでDM発送について検索してみると、自社で行う方法より外注を前提とした方法が多く紹介されているのが分かります。

一部の工程だけでもDM発送を代行してもらうことで、コスト削減や負担軽減などへつながるのがポイントです。弊社でもDM発送を代行しております。詳しい作業内容、料金等については弊社へご連絡ください。

まとめ

今回はDM発送の手順や代行してもらえるのかなどを解説してきました。

DM発送の工程には前準備として計画やデザイン制作などが存在しており、さらに印刷の実行や配送サービスの選定なども必要です。工程が多くて大変と思われる方は、外注することをおすすめします。

外注する際は印刷したい紙の種類や印刷数などに応じて、適したところを選べるようにしておきましょう。