2021年1月に再び「緊急事態宣言」が発令され、テレワークに対して注目が集まっています。テレワークを社内で定着させるには、各従業員が満足いくスペックのパソコンを使って文字入力などを行う環境を整備する必要があります。
必要な項目だけをチェックすれば、スムーズにテレワーク用のパソコンを選べるようになるので覚えておきましょう。
今回は文字入力などに使うテレワーク用パソコンを探している方へ向けて、パソコンを選ぶ必要性や選び方などを解説していきます。
文字入力がメイン?それとも動画編集にも使う?使い方によって選ぶべきパソコンは変わる
単にパソコンと言っても、そのスペックはさまざまです。CPUやメモリなどに興味のある方はまずパソコンのスペックを確認しますが、分からない方はとりあえず家電量販店のスタッフやインターネットの評判などから何となくパソコンを選んでいるかもしれません。
しかし文字入力がメイン作業であれば安いスペックの低いパソコンでも十分役立ちますし、逆に動画編集などの作業もする場合は多少高くてもスペックのよいパソコンを使う必要があります。自分の使い方によって使うべきパソコンのモデルには大きく違いが出てくるのが当たり前なので自分で選べるようにすると安心です。
CPUやメモリ、ストレージなどを確認しよう!よいテレワーク用パソコンの選び方
ここからは文字入力に使えるパソコンの選び方を分かりやすく解説していきます。
CPUやメモリは利用する用途に十分な性能か
「CPU」は仕事をする人間、「メモリ(RAM)」は作業スペースにたとえられます。仕事をする人間が素早く正確に仕事をこなせて(CPUの性能が高い)作業スペースが広い(メモリの量が多い)ほど、作業は効率よく進みます(パソコンが素早くデータ処理できる)。
文字入力には重い処理が特に必要ないため、たとえばCPUが「Celeron」といった省電力性重視のモデルであり、メモリが「2GB」といった少ない量でも問題なく使えます。ただし画像や動画を編集する用途にも使う必要がある場合は、CPUが「Core」、メモリが「8GB」といったモデルを選ばないといけません。
ストレージはSSDモデルだとスピーディーで安心
パソコンのデータを内部へ保存する記憶容量(ストレージ)には、
の2種類があります。
「HDD」はヘッドという部分をディスクに近づけてデータを保存する仕組みになっており、構造上動く部分が多いです。その分外部衝撃に強くないというリスクもあり読み込み速度なども速くありません。
対して「SSD」の場合はSDカードいった記憶保存媒体に近い構造であり、ヘッドなどの部分がありません。外部衝撃にも強く読み込みなどの速度はHDDを上回ります。
HDD搭載モデルとSSD搭載モデルの値段差は段々なくなってきているので、なるべくSSD搭載のモデルを用意できるとテレワークの文字入力作業も効率化するでしょう。
文字入力メインでパソコンを使う場合は、軽量性も確認しよう
文字入力メインでパソコンを使う場合は、スペックに極端にこだわらなくてよいので使えるモデルが多くあります。そのため持ち運びの観点から軽量なモデルを選べると便利です。
テレワークを行う場所は自宅だけとは限りません。場合によってはカフェといった外部でモバイルワークをしないといけないケースも考えられます。モバイルワークでの利用を想定する場合は、薄くて持ち運べるタイプのノートパソコンを購入できると普段使いしやすくて便利です。
まとめ
今回は文字入力で使うテレワーク用パソコンを選ぶ必要性や選び方などを解説してきました。
テレワーク用パソコンを選ぶときは文字入力メインなのかそれ以外でも使うのか、そしてストレージがSSDモデルであるかというようなポイントを踏まえると選定が楽になります。
ぜひ自分に最適なPCモデルを選び快適にテレワークをこなしていきましょう。