データ入力を依頼するなら個人と業者どっちがいいの?

2019/05/17
データ入力は作文や原稿など紙媒体に書かれたテキストを、テキストデータ化してデータ管理できる状態にすることです。このようなデータ入力を行う場合、自分でデータ化するのはなかなか大変でしょうから、業者に依頼すると思います。業者に依頼する場合、個人に依頼するか業者に依頼するか二つの選択肢があります。最近ではクラウドサービスも多くあり、手軽に個人に依頼することができるようになりました。今回はデータ入力を依頼するとき。業者を個人どちらに依頼したほうがいいか、お互いのメリット・デメリットをまとめてみました。      

業者に依頼する場合

メリット

クオリティが保たれている

業者に依頼するメリットとしてクオリティが安定していることがあげられます。業者がデータ入力を行う場合、複数人でチェックを行いますし、決められた入力方法を徹底して行なっていますから、ミスや入力漏れといったこともなくなるでしょう。クオリティが高ければ、データとしての利用価値も上がりますから、様々なことで活用できことでしょう。    

納期を厳守する

業者の場合、納期を守るということは最低限のルールになります。いくらクオリティーの高いデータだからといって納期に遅れてしまっては何の意味もありません。納期を早める場合は追加で料金が発生することもありますが、この日までという要望に必ず答えてくれるでしょう。      

機密情報を守る

データ入力の元となる原稿は、貴重な情報が記載している場合もありますから、情報漏洩など絶対に避けなければいけません。業者の場合、プライバシーマークを取得している業者もありますし、万が一に備えて個別に機密情報保持契約を締結してくれる業者もあります。      

デメリット

料金が割高

業者に依頼する場合、個人と比較したときのデメリットは料金が割高になってしまうことでしょう。依頼するデータの量が多くなれば多くなるほど、個人に依頼した場合との料金の差は大きくなるでしょう。      

個人に依頼する場合

メリット

料金が安い

個人に依頼する場合の一番のメリットは、作業料金を安くおさえられることでしょう。クラウドソーシングで個人に依頼する場合、まずはクライアント側が料金を設定しますから、業者に依頼する相場より安く設定することができます。どの案件も業者に依頼するよりは安く設定されていることが多いでしょう。        

タスク形式で発注できる

クラウドソーシングの場合、タスク形式で案件を発注することもできます。タスク形式とは、一人の人と契約するのではなく、案件を幅広く提案し、作業をやりたい人がタスクごとに作業をする方式です。空いた時間に副業したいと思う人も多くいますから、そのような人達によって少しずつ作業が消化されていきます。        

デメリット

納期が遅れる可能性がある

個人に依頼する場合、基本的には個人とのやりとりになりますので、納期が遅れるリスクが業者に比べると高くなるでしょう。依頼したワーカーが急用ができて作業ができなくなったり、連絡がつかなくなり作業が中断してしまう可能性があります。        

クオリティーが低い可能性がある

個人での契約になりますから特にチェックする人などもいなく、クオリティーは全て作業者次第になります。費用が安くすむ分、ある程度のクオリティーの低下は仕方ないと思いますが、料金を低く設定しすぎると業務自体に経験や認識の低いワーカーしか集まらなくなり、いちじるしくクオリティーが低下する場合もあります。        

情報漏洩のリスクが上がる

個人の場合、機密情報の管理は全て依頼したワーカーに任せられます。情報取り扱いについて認知が高ければいいのですが、そうでない場合は業者と比べると、情報漏洩のリスクは高くなるでしょう。また、発注者側が細かく指示を出す必要も出てきますので、余分な手間がかかる場合もあるでしょう。      

まとめ

今回は、データ入力を依頼する場合は個人と業者どちらがいいかまとめてみました。両方にメリット・デメリットがありますが、業者の場合はメリットに比べてデメリットは料金ぐらいでしょう。料金も業者選びをしっかりとすれば安くすませることができます。個人の場合は料金が大幅に下がる可能性がある分、その他のデメリットが多く考えられます。依頼する案件によっても重視すべき点は変わってきますので、個人と業者のメリット・デメリットを総合的に判断して選んでいきましょう。