今は専門的に言うと「SaaS」として、さまざまなクラウドサービスが提供されている時代です。画像加工についてもWebブラウザーだけで使える便利なツールが多数用意されています。
その中でも「Canva」はシンプルな加工を手早くしたい方に向いているツールです。無料でも小規模の利用であれば十分使えるレベルになっています。
今回はクラウド系の画像加工に使えるWebサービスを探している方向けに、Canvaのメリットやデメリットを率直にご紹介していきます。
無料テンプレートが便利!画像加工にCanvaを使うメリット
Canvaとはオーストラリア発の画像加工ツールです。日本では「Canva Japan」が運営しており日本語版もリリースされているので使いやすくなっています。
Canvaを利用すると次のようなメリットがあります。
デバイスを選ばずサッと加工作業ができる
CanvaはWebブラウザー上でアカウント作成すればすぐ使えるようになります。
たとえばパソコンにインストールして使う画像加工ツールはインストールに時間が掛かりますし、データ共有にも注意して使う必要があります。しかしCanvaの場合Webブラウザー上でログインすればすぐ続きのデータを表示できるので、「パソコンで作業した後移動中にもスマホで内容を確認する」といったことが簡単に実現するのがメリットです。
デザインテンプレートが多く作品ごとに使い分けられる
Canvaには
といった豊富な種類のテンプレートが用意されています。そしてどれもが画質のよい高品質なテンプレートです。
Canvaでは各無料テンプレートを組み合わせて自由に作品を作り出せます。画像加工も組み合わせて複数のテンプレートを合わせるだけで、簡単にオリジナルの作品を完成させられる点も魅力です。
操作が直感的で簡単にできる
「Photoshop」のような画像加工ツールは操作が面倒ですが、Canvaは操作がシンプルです。
- テキストを入れる
- 素材を追加する
- オブジェクトを選択する
といった操作がドラッグ&ドロップやクリックといった操作だけで可能になっています。
簡単な加工はCanvaでやったほうが手っ取り早いです。
多人数で共有する場合は有料プランへ!Canvaのデメリットとは
Canvaには次のようなデメリットもあるので注意しましょう。
無料プランには制限アリ
Canvaは無料でも使えますが、無料の場合
- 有料テンプレートが使えない
- クラウドストレージの保存容量が少ない
- チームでの同時編集が難しい
といった制限があります。
有料でも対費用効果があると思った場合は有料プランへ切り替えてみましょう。
動作が若干遅い
Canvaはクラウドサービスのため、若干挙動が遅くなる場合があります。快適に作業するために回線設備は整えておきましょう。
まとめ
今回は画像加工用Webサービス、Canvaのメリットやデメリットを率直にご紹介してきました。
無料プランには制限がありクラウドサービスのため動作が遅くなるかもしれないでメリットはありますが、総合的にCanvaはメリットが多い使いやすいツールです。
もしCanvaを使っても作業が効率化できない場合は、専門業者へ画像加工の依頼をしてみてください。大量に発注すれば割引が効いて安くなる可能性もあります。