写真切り抜きを行って活用する際は、データ量にも注意する必要があります。特に外部へ写真データを公開する場合データ量が多いと読み込みに時間が掛かり、ユーザビリティが損なわれる危険があるので注意しましょう。
写真切り抜きに関しては画像圧縮ツールの併用も頭に入れておくと安心です。
今回は写真切り抜きにおいて画像圧縮ツールを使うメリットやおすすめの無料ツールをご紹介していきます。
取り回しが便利になる!画像圧縮ツールを使うメリット

画像圧縮ツールを使うと次のような点でメリットがあります。
写真の読み込み速度が上がる
仮に写真切り抜き後のデータをECサイトで使う場合、データ容量が大きいと読み込みに時間が掛かりWebページ自体の読み込みにも影響する可能性があります。ユーザーのサイト離脱にもつながるので読み込みは遅くしてはいけません。
写真切り抜き後にサイズを小さくして表示するなどそのままわざわざ使う必要がない場合は、画像圧縮ツールを使いましょう。JPEG保存の場合は目に見えない範囲でデータを間引いて圧縮を行ってくれます。
また社内資料に画像を貼り付けるといったケースでも画像圧縮ツールは役立ちます。
取り回しが便利になる
たとえばオンラインストレージやメールなどで切り抜き写真を共有する場合、容量が大きいままだと転送するのに時間が掛かってしまうのがデメリットです。特にメールの場合容量制限が厳しいのでそもそも送信できない危険があります。
画像圧縮ツールを使うと、データ容量が最大限削減されて取り回しやすくなります。オンラインストレージやメールの共有の際も容量を気にする必要なく共有が可能です。
保存機器のデータ節約にもつながる
仮に写真を原寸大のまま各デバイスへ保存すると、データ容量を圧迫してしまい利用に支障が出る恐れがあります。
しかし画像圧縮ツールを使うことで無駄なデータ量が削減されてデータ節約につながります。複数写真を機器内に保存する場合は圧縮しておいたほうが後の面倒が少ないです。
無料で使える!おすすめの画像圧縮ツール3選

ここからは無料で使えるおすすめの画像圧縮ツールを3つご紹介していきます。
Optimizilla
JPEGやPNGの写真圧縮に使えるツールです。
最大20個までファイルをアップロード可能でありサムネイルを確認しながら画像の圧縮レベルを設定できます。調節後の拡大縮小テストも簡単にできます。
TinyPNG
ドラッグ&ドロップだけで気軽に画像を圧縮できます。
まとめて20枚、5MBまで圧縮が可能です。どのくらい画像が圧縮できるかが一目で理解できるように表示され、「Dropbox」へ直接保存できるようになっているのも便利です。
Squoosh
英語で説明が表示されますが直感的に操作が可能であり、複雑な設定もこなします。
- 色味を減らす
- 圧縮方式を選ぶ
- カラーの再現方式を選ぶ
などが可能になっており、画像加工もできるようになっているのがポイントです。
まとめ
今回は写真切り抜きで画像圧縮ツールを使うメリットやおすすめツールを解説してきました。
写真切り抜きだけでは画像データが大きいままで活用できない場面もあります。読み込み速度や取り回しやすさなどを気にする場合はぜひ画像圧縮ツールを使ってデータを節約してみましょう。
写真切り抜きに関するスキルがない場合は弊社でも作業代行を行っているのでぜひお声がけ下さい。