Illustratorで画像を切り抜く方法

2019/07/30

ポップやチラシをデザインするときなど、画像を切り抜いて使用する機会はとても多くあると思います。自分で画像を切り抜こうとしたとき、みなさんはどのようなソフトを使うでしょうか?

多くの方は「Photoshop」を使うと思います。もちろんフォトショップを使えば画像を切り抜くことはできますし、クオリティーも高くすることができるでしょう。しかし、フォトショップがない場合もあります。そんな時は、同じアドビソフトの「Illustrator(イラストレーター)」を使って画像を切り抜くことができます。そこで今回は、イラストレーター使って画像を切り抜く方法をご紹介します。

 

 

画像を埋め込む

イラストレーターには、フォトショップのようなトリミング機能はついていますん。そこでイラストレーターで画像を切り抜き時は、「クリッピングマスク」という機能を使って画像を切り抜きます。まずは切り抜きたい画像を表示させます。この際注意しなければいけないのは、画像を埋め込んで表示させるということです。画像を埋め込まずに表示させると、入稿や他の人に切り抜いた画像を送信した時に、画像がなくて表示されなくなります。画像を配置すると埋め込みボタンが表示されますので、選択して画像を必ず埋め込みましょう。

 

 

切り抜く形を決める

次に切り抜きたい形を決めます。クリッピングマスクを使用する場合、切り抜きたい形に図形を作り、その形どうりに画像を切り抜くようになりますので、切り抜きたい形の図形が必要になります。

図形は画面左側にある「長方形ツール」を使用することで作ることができます。円形や多角形を作成する場合は、「長方形ツール」のアイコンの上にマウスポインターを置き、右クリックをすると任意の図形を選ぶことができますので、必要に応じて図形を選択しましょう。

図形の色は、最終的には特に影響しませんので何色でもかまいません。

 

 

クリッピングマスクを作成する

切り抜きたい形の図形が用意できたら、クリッピングマスクを作成して画像を切り抜きます。作成するには、元となる画像の上に切り抜く図形を配置します。そして、元となる画像と図形の両方を選択します。両方選択した状態で右クリックをすると、「クリッピングマスク」という項目がありますので選択します。そして「作成」を選択するとクリッピングマスクが作成され、図形どうりに画像を切り抜くことができます。

クリッピングマスクを解除したいときは、「クリッピング」から「解除」を選択すると、クリッピングマスクを解除することができます。

 

 

 

 

背景を透過させる

背景を透過させるためには、切り抜きたい被写体と同じ形をした図形を作成する必要があります。「長方形ツール」では形に限界がありますので同じ形の図形を作成するのは難しいでしょう。

そんなときは「ペンツール」を使って図形を作成します。ペンツールは画像の上に「アンカーポイント」を打つことができ、その「アンカーポイント」を繋げることで図形を作成することができます。また「アンカーポイント」を選択した状態でマウスを動かし「ペジュ曲線」を描くこともできます。「アンカーポイント」と「ペジュ曲線」をうまく組み合わせることで、様々な図形を描くことができるでしょう。

任意の形の画像を作成することができたら、先ほどと同じようにクリッピングマスクを作成することで、背景から被写体を切り抜くことができます。

 

 

画像を保存する

画像を任意の形に切り抜くことができたら、最後に保存をして作業完了です。保存の際、注意しなければいけないのが、保存をする形式です。画像を切り抜いて保存する場合は必ず「png」形式で保存しましょう。誤まって「jpg」形式で保存してしまうと背景が透過ではなく、白くなってしまいますので注意しましょう。

 

 

まとめ

今回は「Illustrator」を使った、画像の切り取り方法についてご説明しました。イラストレーターを使えば、ある程度の画像を切り抜くことができます。しかし、人物の髪の毛や、草木、動物の毛などといった、とても複雑な形には切り抜くことができませんので、そのような画像を切り抜くときはフォトショップを使ったり、専門の業者に依頼して綺麗に切り抜いてもらいましょう。