TwitterやInstagramなど、最近では多くのSNSで画像が使われています。撮った写真をそのまま投稿するのもいいですが、切り抜き加工をして投稿したいと思うこともでしょう。そんなときに活躍するのがスマホアプリです。SNSに使用する程度の画像の切り抜きであれば、スマホアプリで十分でしょう。そこで今回は、画像の切り抜きをスマホアプリでするときに参考になるよう、おすすめの画像切り抜きアプリをいくつかご紹介したいと思います。
細かいところまで消せる「合成写真スタジオ」
写真合成スタジオの特徴は、最大で20枚の写真の合成・編集が同時にできるところです。また細いところまで画像を消せるのも特徴です。
合成スタジオでは「自動削除」をすることができ、ある程度のところまで自動で画像を削除することができます。大体の範囲を削除できたら、次はスマート消しゴムとフリーハンドという機能を使ってさらに細かいところまで画像を消すことができます。
複雑なものも切り抜ける「Photo Layers」
フォトレイヤーズも自動削除機能を使用することができます。フォトレイヤーズの自動削除機能はとても優秀で、簡単な形のものであれば精度よく切り抜くことができるでしょう。対象の周辺だけぼかしたり、切り抜いたものをぼかしたりする機能もありますので、切り抜き部分を綺麗に見せることもできるでしょう。
マーキングで範囲を指定できる「透過スタジオ」
マーキングという機能が付いているアプリが、透過スタジオです。この機能も自動削除と似た機能で、範囲を指定すると指定した範囲まで自動で切り抜いてくれます。ぼかし機能もついていますので、切り抜いた後に境界線をぼかして、綺麗な仕上がりにすることができます。
近似色を判断する「背景透明化」
背景透明化には他にない機能で、近似色の判定という機能があります。この近似色の判定という機能は、近似色と判定された部分を自動で切り抜いてくれる機能で大変精度がよく、非常に便利な機能です。
切り抜き方がきれい「背景透過」
背景透過では、影響する範囲を自分で変えることができ、細かく切り抜くことができます。この機能を使えば細いところまで画像を切り抜くことができるでしょう。
べジュ曲線で切り抜き「べジュで写真切り抜き!!」
べジュ曲線とはアドビソフトなどに用いられている機能で、複数の点を用いて滑らかな曲線を描く機能になります。べジュ曲線を用いで切り抜く方法のメリットは、自動選択機能を使って切り抜いた場合よりも細い作業ができる点です。
切り抜きたい部分の色が背景と似ている場合、自動選択機能だとうまく切り抜くことができない場合があります。そのようなときに、べジュ曲線を使えば切り抜きたい部分と背景が似た色だとしても、きれいに切り抜くことができます。
しかし、べジュ曲線を使用するには慣れが必要になりますので、他のアプリと比べると作業難易度はやや高めとなるでしょう。
おしゃれな図形で画像を切り抜けるアプリ「Pics Art」
SNSで使用するのに、図形に合わせて切り抜きをしたい時に役に立つアプリが、Pics Artです。このアプリには色々な図形が用意されており、その図形に合わせて画像を切り抜くことができます。背景透過をするアプリではありませんが、SNSで投稿するときに簡単に画像を切り抜くときに便利なアプリです。
まとめ
今回は、スマートフォンで簡単に画像を切り抜けるアプリをいくつかご紹介しました。最近ではスマートフォンのアプリの性能も向上し、とても手軽に画像を気抜けるようになりました。SNSなどに投稿するときに使用するには十分な性能と言えるでしょう。
しかし、あくまでもスマートフォンアプリですから仕上がりには限界があります。Webカタログなど商品画像を切り抜く場合には、精度が求められますのでアプリでは無理でしょう。
そのような精度を求める画像の切り抜きの場合は、とても時間と労力がかかりますので、専門の代行業者に依頼したほうがいいでしょう。