テープ起こしの料金の計算方法はどこも同じ?見積で確認すべきこと

2019/04/04
テープ起こしを依頼しようと考えた時、まずは見積もりをお願いしますよね。 今回はそんな時に役立つよう、テープ起こしの金額、見積もりについてまとめました。これを読めば、テープ起こしを依頼する時に、きっと役立つことでしょう。  

料金の計算方法はどこも同じ?

テープ起こしの料金計算方法は大きく分けて2つありますが、多くの業者が採用している方法は同じと言っていいでしょう。では一つずつ説明していきます。

音声データの録音時間で計算する方法

一つ目は録音時間で計算する方法です。多くの業者がこの方法で計算してると言っていいでしょう。 基本的には1分あたりの作業料金単価が設定されていて、『データの録音時間×基本料金』で計算されます。また専門的な用語が多く含まれていたり、納期を早くしてほしい場合には、別途料金が設定されていますので、きちんと確認しましょう。 他にも、言い間違いを訂正したり、話し言葉で録音されているデータを書き言葉にリライトしてもらうこともできます。その場合にも別途料金が設定されていますので、利用する時は確認しましょう。  

文字数、テキスト量で計算する方法

もう一つは、少数の業者が行なっている方法ですが、音声データを文字起こしした時の文字数、テキスト量で計算する方法です。 業者によって、一文字いくらと金額が設定されており、それをもとに計算されます。    

見積もりで確認すべき点!

料金の計算方法は?

料金の計算方法は2つあると説明しましたが、見積もりを確認するときは、まずどちらの計算方法を使っているか確認しましょう。 多くの業者が録音時間で計算していると説明しましたが、文字数で計算している業者もいますので、注意しなければいけません。 文字数で計算している場合、もし早口で話している音声データであれば、見積もり金額が割高になっているかも知れません。 逆の場合も考えれます。録音時間が長い場合でも、文字起こししてほしい対象の会話が少なければ、文字数で計算したほうが割安になるかもしれません。      

録音時間で計算するなら1分単位で

録音時間で計算する場合、多くの業者が1分単位で計算すると思いますが、中には大雑把に計算する業者もいますので注意が必要です。 かつては、アナログデータが主流でしたので、正確な録音時間の把握が難しく、5分や10分と、大雑把に計算する業者も多くありました。しかし、現在ではデジタルデータがほとんどですので、正確に録音時間が分かるため、1分単位で計算する業者がほとんどです。 計算単位が細くない業者に依頼した場合、料金が高くなる可能性がありますので注意しましょう。  

別途料金は適正?

基本的な料金計算とは別に、様々な別途料金を設定している業者がほとんどです。 希望納期までにあまり時間がない場合や、専門用語がある場合、整文(余分な会話を削除し文章を整えた状態)で依頼した場合などは、高額な別途料金が発生する可能性があります。どうしようもない事情があるときは仕方ないですが、料金をおさえたいときは、見直すのも必要でしょう。    

まとめ

基本的な金額設定は業者によってまちまちですので、複数の業者に見積もりを依頼するのもいいでしょう。 テープ起こし業者の見積もりは、初めて依頼した人はなかなかわかりずらく、判断しにくいものです。 届いた見積もりを、今回ご紹介した点をふまえてしっかりと考え、依頼してよかったと思える業者を見つけましょう。