営業に必要なちょっとした話し方のコツ

2020/07/01
営業をしていて相手に正しく情報を伝えようとした場合、話がくどくなってしまって聞いてもらえないことってありますよね。もしくは何故だか分からないんだけれども「お前の話はつまらない」「何言っているのかよく分からないから要点だけ教えて?」など。身内や友人ならばこうやって指摘してくれますけども、営業でそういう印象を持たれてしまったらお客様は何も言わずに離れていってしまいます。 今回の記事では面倒くさいと思われない話し方について考えていきたいと思います。  

面倒くさいと思われる理由は「つまらない」、「わかりづらい」、「腹が立つ」の3つ

まずポイントを抑えて対処するために「面倒臭い」という言葉にはどういう意味合いが込められているのかというところから考えていきたいんですけれども、まず第一に、単純に話がつまらないからという理由が考えられます。 話している内容がつまらない、面白くない。だから聞きたくない。 ということです。 ポイントの2つ目は「わかりづらい」言い換えると、 わかるための努力を強いられる=面倒臭い ということです。 最後の3つ目は、「腹が立つ」 要はお前の話は何かイライラしてこれ以上話すのは嫌だ→面倒臭いという気持ちが生まれているわけです。 以上つまらない、わかりづらい、腹が立つというこの3つのニュアンスが面倒臭いという言葉には含まれているということです。なのでそのひとつひとつに対策を考えていきます。        

話す内容の見直し

面倒臭い話し方には改善すべき3つのポイントがあります。 1つ目は内容です。話している内容がもう聞きたくないという気持ちを生んでしまっている、例えばネガティブな話、愚痴が多いとか、人の悪口を言うみたいなことは、聞いている側にはストレスが掛かるわけです。話している側は気分がいいかもしれないのですが話を聞いている側からすると、この話はいつまで続くんだろうという気持ちが生まれてしまいます。ネガティブな話とかマイナスの話が多くなってしまっている人は意識して変えていきましょう。 2つ目が話し方です。しつこかったり強引だったりみたいなことになってしまうと、相手からすると意見を押し付けられている状態になってしまいます。人間というのは何かを強制されると抵抗したくなる心理があるので、話し方として強引であったり、ちょっとインパクトが強すぎる言い方をされてしまうと、例え内容が正しくても聞いている側は敬遠してしまいます。 最後の3つ目は話す頻度です。同じ話を何回もされると飽きられてしまいます。 内容に関して言えばネガティブな話、マイナスの話。特に相手が話してくれたことに対して否定をすることは一番嫌われるパターンですので、ぜひ気を付けていきたいものです。 特にアドバイスをする場合などは、否定をしているつもりはなくても否定してしまっている話し方になってしまいやすいです。 私だったらもっとこうしたほうがいいと思うとかもっとこうするといいと思うよ、みたいな意見というのは、今まで話をしてくれた目の前の相手がこれまでやってきたことを否定するのと同じ意味です。 なので親切心が逆に面倒臭がられるみたいなことも起こります。アドバイスは、ある程度関係が出来ていないと受け入れてもらえないということを考えて行うようにしましょう。    

話し方の改善

意見や考え方を押し付けるような話し方、例えば早口でまくし立てて言うとか、言葉尻が強くなってしまって強制するような話し方になってしまっているとか、大きな声で圧倒するような話し方になっていると、話を聞く側からすればストレスが大きいです。 相手を見てちゃんと話をするのが一番の解決策です。面倒臭いと思われる場合は、一方的に話をしてしまっているということが多いので、まず自分が話すということをいかに放棄するかを意識すると良いです。 相手にたくさん話をしてもらうという状況を作っていかないと、なかなか面倒臭いという気持ちの払拭は難しいです。自分がコミュニケーションを取って話をするときは、面倒臭いと思われないようにしたいなと思ったら、まずは相手にたくさん話をしてもらうことを意識していきましょう。  

最後に

いかがでしたでしょうか。今回紹介したコツが営業の際何がしかのお役に立てば幸いです。そして営業先のリストアップが必要な場合には是非とも専門の代行業者をご利用ください。