データ入力の代行業者に作業を依頼しようとしたとき、どのくらい料金がかかるのか気にりますよね?普段から業者を利用している人であれば料金はある程度検討がつくかと思いますが、そうでない場合はなかなかわからないでしょう。
また、代行業者に依頼するのではなく社内スタッフに依頼するという方法もあります。では代行業者に依頼する場合と社内スタッフに依頼した場合では、料金はどのくらい違うのでしょうか?またどちらにどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?今回は入力代行を業者に依頼した場合と、社内スタッフに依頼した場合とで比較してみました。
目次
業者に依頼した場合
料金
まずは業者に依頼した場合の、料金の計算方法を説明します。データ入力の場合、業者によっても違いはありますが、基本的には「一文字〇〇円」という計算方法で料金が算出されます。例えば20,000字の紙原稿を依頼する場合ですと、「20,000×〇〇円」という計算式になります。一文字あたりの料金ですが「0.4~0.5円」が相場のようです。仮に20,000字の紙原稿を業者に依頼した場合ですと「20,000×0.4~0.5円」で「8,000~10,000円」となります。
メリット
業者に依頼した場合のメリットはいくつかありますが、まずは人材を有効に活用できることがあげられます。社内スタッフに依頼すると、作業中はその他の作業はもちろんできません。データ入力作業は、作業単体では利益を産むことはできませんから、利益を産まない作業をさせることになります。このような社内スタッフの活用に生産性はないですから、業者に依頼することによって人材を有効に活用できるでしょう。
また、業者に依頼することによって納期を正確に守れるメリットもあります。社内スタッフですと、作業に慣れていない人が作業するわけですから、想定よりも作業時間がかかってしまうことはよくあります。そうなってしまうと納期がずれ込んでしまうことになってしまいますので、納期が迫っていて余裕がない案件などは社内スタッフではなく、業者に依頼した方がいいでしょう。
デメリット
業者に依頼する場合のデメリットとして、料金が少し割高になることでしょう。しかし、料金は業者によって変わりますし、料金設定の安い業者を利用すれば、社内スタッフに依頼するのと変わらない料金で依頼することができるでしょう。
社内スタッフに依頼した場合
料金
社内スタッフの場合ですと、時給換算になりますので一概には言えませんが、一般的な事務員の10分あたりの入力できる文字数は400字と言われていますので、一時間あたり2,400字になります。もし20,000字入力するのであれば約8時間かかります。時給1100円でスタッフを雇っているとすると、1100×8で8,800円の料金がかかる計算になります。
メリット
社内スタッフに依頼する場合のメリットとして、料金を抑えられるということがあげられます。雇っている社内スタッフに依頼するするのであれば、データ入力のための経費を確保する必要はなくなります。そのため必要最低限の費用でデータ入力を行えるでしょう。
デメリット
社内スタッフにデータ入力を依頼した場合のデメリットとして、社内スタッフの生産性が下がってしまうことが考えられます。通常業務ではなく慣れていない業務を行うのでは非常にストレスもたまり、生産性も下がってしまうでしょう。また、社員であれば、単純な時給だけではなく、福利厚生や税金なども会社の負担になりますので、最終的なコストとしては割高になってしまう可能性があるでしょう。
まとめ
今回は、データ入力を入力代行に依頼した時と社内スタッフに依頼した時の、料金の違いとお互いのメリット・デメリットについて説明しました。結論としては、データ入力を業者に依頼する場合はその分費用が発生しますが、業者によっては社内スタッフに依頼するよりも変わらない金額で依頼することができるでしょう。また、料金だけではなく、生産性の面から見ると、業者に依頼した方が効率はいいでしょう。今回ご紹介した内容を参考にして、どちらの方が自社にとって都合がいいか、料金だけでなく総合的に判断しましょう。
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