スキャニングを行う機器と言えば、コピー機を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。厳密にいえば、スキャニングができるコピー機は複合機と呼ばれスキャン専用の機器ではありません。

複合機以外にも、スキャニングができる機器は複数存在します。自社の目的に合わせて適切な機器を選べば作業効率化も狙えるでしょう。

今回はスキャニングができる機器の種類について解説を行っていきます。

スキャニングできる機器の種類！持ち運びできるものも

ここからはスキャニングできる機器の種類をご紹介していきます。

フラットベッドスキャナー

一般向けの複合機として販売されている機器に多いタイプです。平面上のユニットにスキャンしたい書類やページをセットして読み込みを行います。

1枚ずつしか読み取れませんが、解像度の高さが保証されているのがポイントです。出版物を裁断せずに読み込みたい、少ししかスキャンする書類がないといった場面で使えます。

シートフィードスキャナー

自動給紙に対応しているモデルです。書類の読み込み業務が大量に発生する場面で役立ちます。

自動給紙部分に書類を設置すれば、後は設定どおりに紙が読み込まれてデータ化されます。ただし出版物などは裁断して設置しないといけないので、大量のビジネス書類を読み込む以外の用途で使う場合は注意が必要です。

スタンドスキャナー

資料を傷つけたくない、といった用途で使えるスキャニング機器です。離れた位置からスキャナー部分が原稿を読み取って保存します。

給紙するタイプではないので全データを保存するには時間が掛かるかもしれません。しかし紙を傷めないで済むので、出版物といった原稿のスキャンには向いているでしょう。

ハンディスキャナー

携帯可能な手持ちできるスキャナーです。外出先で書類のスキャン業務が発生する場合に活用できます。

解像度よりは文字読取精度を重視する場合におすすめです。ワイヤレスタイプといったモデルを使えばより手軽にスキャンができます。

ドキュメントスキャナー

書類のスキャニングに適している機器であり、最も会社向けと言えるタイプかもしれません。1分間に90枚といった高速読み取りに対応している機器もあります。

最近のスキャナーはカラー液晶に対応しているモデルもあり、初心者でもスキャナーだけでスキャン設定がしやすくなっています。

フィルムスキャナー

カメラのフィルムをスキャニングするための機器。もし社内でフィルムを使った業務が発生するのであれば使えるかもしれません。

色補正といった写真に関する機能が搭載されています。

名刺スキャナー

名刺をスキャニングすることに特化した機器です。小型で手軽に名刺をデジタルデータにできます。ただし他の書類はスキャンできません。

製品によっては専用ソフトウェアで、読み込みデータのデータベース管理ができるタイプもあります。

自社で専用のスキャナーを用意するのは面倒！業者に依頼して楽をしてみて

自社で仮にスキャナーを用意して読み込みを行う場合、機器の選定や購入などに時間が掛かります。そして用途に合うとは限りません。

もしスキャニング機器選びで失敗したくない場合は、業者へ依頼してみましょう。業者はビジネス文書などを、専用の機器でスピーディーにデジタル化してくれます。料金は掛かりますが自社でスキャニングするときに掛かる人件費などが削減されるので節約効果もあるでしょう。

弊社でもスキャニング代行を1枚3円～の激安価格で請け負っています。気になる方はぜひご相談ください。

まとめ

今回はスキャニング機器の種類と特徴を解説してきました。

複合機タイプだけでなくハンディスキャナーやフィルムスキャナーなど、さまざまなスキャナーが存在しています。自社に合ったスキャナーを導入して適した形でデータ保存してみてください。