テープ起こしの依頼先は個人と業者のどっちが良いか?

2019/04/25
テープ起こしを代行業者に依頼しようとしたとき、代行業者に依頼するか、個人に依頼するか2つの選択肢があるかと思います。最近ではクラウドソーシングサービスも多くあり、手軽に個人に依頼することが出来るようになりました。もちろん個人と業者両方ともメリットとデメリットがあります。そこで今回は、個人と業者どちらに依頼した方が良いかについてまとめました。 まずは、個人に依頼した時と業者に依頼した時の、メリットとデメリットをいくつかご紹介します。    

個人に依頼するメリット

 

費用が安い

個人に依頼するメリットとして1番にあげられるのが費用が安いことでしょう。場合によっては業者に依頼するよりも2〜3分の1程度に抑えられるかもしれません。  

対応が早い

個人に依頼する場合、対応が早いのもメリットの1つです。作業している人と直接やりとりしますので、何か要望があれば直接伝えることができます。  

専門分野がわかりやすい

個人の場合、その人はどのような分野に詳しいのかわかるので、専門的な内容を依頼しやすいでしょう。IT関係や法律、医療など専門分野に特化したテープ起こしであれば、専門用語理解しているという事は非常に重要です。専門用語理解していないと、わかりやすいテープ起こしができないでしょう。個人の場合はその人の専門分野が分かりやすいことから、そのような案件依頼する場合は非常に有効です。        

デメリット

クオリティーに差が出る

個人に依頼する場合注意しなければいけないのは、人によってクオリティが違うというとこです。同じ費用でもクオリティーが高い人もいれば悪い人もいます。個人に依頼する場合は最初から重要な案件を依頼するのではなく、少しずつ依頼をし、その人のクオリティーがどの程度なのか把握していくのが大事だと思います。  

納期が遅れる可能性がある

個人に依頼する場合、全て一人で作業するわけですから、場合によっては急な予定が入ってしまったりすると納期が遅れる可能性もあります。また作業の内容が想定していたものより難しかったりすると、他の人に協力してもらうこともできませんので、納期が遅くなってしまう可能性もあります。  

情報漏洩の可能性がある

個人にテープ起こしを依頼する場合、機密性の高い内容だったり、重要な会議の録音テープは避けたほうがいいでしょう。業者と違ってセキュリティ対策を行なっているケースは少ないと思いますので、情報漏洩の可能性は否定できません。    

業者に依頼するメリット

 

クオリティーが安定している

業者に依頼すると、一人で対応するわけではありませんので、クオリティーはしっかりとしています。複数で作業する場合もあれば、納品する前に作業者以外の人がチェックし、クオリティーに問題がない状態で納品してくれるでしょう。  

納期を厳守してくれる

業者に依頼すると、元データの状態が悪いなどの理由があれば別ですが、基本的には納期に間に合わないことはないでしょう。    

しっかりとしたセキュリティ

業者であればセキュリティ対策はしっかりと行なっているはずです。機密性の高い内容のテープ起こしは自分たちでやりたいところですが、どうしても代行業者に依頼しなければいけない時があると思います。そのような時は、セキュリティ対策をしっかりとしている業者に依頼するのが安心でしょう。    

業者に依頼するデメリット

費用が高い

業者に依頼すると、個人に依頼するよりは費用は高額になります。相場であれば60分のテープ起こしを依頼した場合、15,000~20,000円程かかるでしょう。    

納期に数日かかる

業者に依頼した場合、発注から納品まで基本的には数日かかるでしょう。もちろんお急ぎ便などもあり、追加料金を払えば即日もしくは翌日の納品も可能でしょう。しかし費用が高額になる可能性があります。      

まとめ

今回はテープ起こしを依頼する場合、個人と業者どっちがいいのかについてまとめました。結論をいいますと、費用を抑えることを最優先にするのであれば個人に依頼するのもありだと思います。しかし、クオリティに関しては不安が残ります。重要性の低い内容であったり、クオリティはとくに問題でなければいいと思います。 しかし、テープ起こしを依頼する場合は一定のクオリティは必要ですし、納品されたデータが読みづらいものでは仕方がありません。万が一のことを考えると、多少費用がかかったとしても業者に依頼した方が安心でしょう。