紙ベースの大量のアンケートをデジタル化した際、データ量っていったいどれくらいになるのか?

2024/02/19

紙ベースで取得した大量のアンケートをデジタル化する場合、社内の保管スペース等は必要なくなりますが注意したいのがデジタル上の保管場所です。保管場所がオンラインストレージといった場所だとアンケートでデータ容量を圧迫されるかもしれません。

数十件や数百件といった程度ではあまり影響はないでしょうが、何千件や何万件のアンケートデータを保管して集計する場合は保管方法を工夫する必要性も出てきます。今回はアンケートをデジタル化した場合、その保存に必要なデータ量はどうなるのか検証していきます。

アンケートを構成するデータの種類ごとに、容量はどうなっているのか

まずはアンケートを構成するデータの種類ごとに、必要なデータ容量がどうなっているのか検証していきます。

テキスト

テキストは最もシンプルなデータです。

まずアルファベットといったテキストデータは半角文字と呼ばれ、最も小さいデータ容量になります。具体的には1文字当たり1バイトが必要です。また日本語などは1バイトで表すことのできないマルチバイトと呼ばれる文字であり、テキストデータにすると1文字当たり2バイトになります。

ということでもし「あいうえお」という5文字を保存する場合、文字数だけ計算するとその必要容量は2×5=10バイトになります。現在ではこの1,000倍のキロバイトはおろかその1,000倍のメガバイト、さらにその1,000倍のギガバイトも当たり前のようにデータとして扱う時代なので、テキストデータだけで機器の容量を圧迫することはそこまで想定されていません。

画像

画像はテキストより情報量が多い分、当然保存に必要なデータ容量も一気に増加します。

たとえば最も容量を節約できるjpeg形式の画像データでも、1枚当たり70KBや100KBといったデータ容量が必要です。また高画質のPNGや他の方式だと1MBや20MBといった容量になることも珍しくはありません。

ですからアンケートに高画質の画像を大量に貼り付ける場合は、回収時に注意する必要性があります。

動画

動画は画像を複数枚合わせて順番に表示する上に音声といったデータまで掲載されているような形式なので、画像よりさらにデータ容量が必要です。現在では動画を埋め込んで再生してもらい、CMとしての好感度などを計測するアンケートタイプもあるので実際にこういったものを制作する際は保管方法に注意しましょう。

動画は容量が少なめになるMPEG形式でも数十MBや、200MBになる恐れがあります。またFLVといった形式だと500MBや1GBといった容量になるデータもあるので取り扱いには十分注意してみてください。

実際に検証!アンケートではどれくらいデータ容量が消費される?

ここからは実際にGoogleフォームを使ってアンケートのデータ量を計測してみました。

まずお客様アンケートのテンプレートを選択して保存して、データを確認してみます。簡単なイラストがあり、合計5項目ほどの回答問題数があるアンケートでしたが、結果は1KBデータを消費していました。ここにjpegの画像を1枚貼り付けてみると、容量は183KBになりました。

容量としては気にならないレベルですが、ここに画像や動画を貼り付けて項目数を増やすと数MB程度にはなるかもしれません。複数のアンケートを作成して配布する際は保管スペースを圧迫されないよう、画像や動画の容量を節約しながらアンケートを作成してみてください。

まとめ

今回は、紙ベースで取得した大量のアンケートをデジタル化した場合、その保存に必要なデータ量はどうなるのか検証してきました。

アンケートをデジタル化すると、1枚当たりのデータ量は保管スペースに影響を及ぼしませんがそれが複数枚になり、また画像や動画が大量に追加されたものであると圧迫する危険性もあります。なるべく圧迫しないようにアンケートに挿入する画像や動画は容量の大きいものを使わず、データ量が節約できるようにすると安心です。

 

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