アンケート集計をエクセルで行うケースが多々あります。ローカル環境で行うかクラウド上で行うかどうかにかかわらず、関数を覚えておくと効率のよい集計作業を実施することが可能です。
今回は、エクセルで使えるアンケート集計に関する関数をご紹介していきます。
目次
エクセルで使えるアンケート集計に関係する関数とは?
ここでは、エクセルでアンケート集計に使える関数をご紹介していきます。
SUM
最も基本的な関数である「SUM」関数は、アンケート集計でも多用する関数です。たとえば、集団母数を計算したり、項目ごとに数値の小計を出したりといったケースで使われます。
SUMIFS
派生型の関数である「SUMIFS」も便利です。こちらでは、より詳細条件を基にした計算が可能であり、たとえば、「平日の午後にイベントへ来た来場者の人数を計算する」といったことが可能です。利用する際は、数値が入っている範囲とともに、それに連携している条件を絞り込む範囲を指定して、計算対象とするデータを選択する必要があります。
SUMIFS(合計対象範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2,・・・)といったように、複数の条件を入力することが可能です。
COUNTIFS
データの個数を求めるCOUNT系の関数です。通常のCOUNTとは違い、詳細条件を絞り込んでカウントが可能です。
たとえば、「アンケート全体から20代の男性だけを集めたい」とした場合、「COUNTIFS(年齢が書いてあるデータ範囲,”20代”,性別が書いてある範囲,”男性”)」とすることで、該当データを簡単に計算できます。応用次第で、いろいろなデータを集計可能ですが、絶対参照や相対参照といった方法を間違えるとデータが明らかにおかしくなるので注意してみてください。
関数を使っても作業量が多い場合は、外注も検討してみよう!
ここでご紹介した関数を使ってエクセルでの集計を効率化しても、作業量が多いと効果が限定的になります。他の作業に時間を使うためには、外注(外部委託)も必要です。
外注を利用すると、納品物のレベルが高くなりますし、ダブル・トリプルチェック等が行われるので、ミスも起こりません。弊社でも、アンケート集計等の代行業務を承っておりますので、気になる方はぜひ詳細をご確認ください。プライバシーマークも取得しているので、安全に発注を掛けていただくことが可能です。
まとめ
今回は、アンケート集計に使える、エクセル関数をご紹介してきました。
「SUM」や「COUNTIFS」といった関数を覚えて計算に使うことで、自分で計算入力を行う手間が減ってアンケート集計が効率化します。ただし、参照しているセルがずれるといった問題を確認しながら、適切に計算がされているかを事前に確認することが重要です。
また、必要な場合は外注(アンケート入力・集計代行)も検討して、作業量負担の減少などを達成してみてください。