本のスキャン代行が必要なくなる!?電子書籍サービスのメリット・デメリット

2022/01/26

電子書籍サービスとは個別にデジタル本を購入、あるいは月額や年額で料金を支払うことで指定の本を読み放題にできるサービスを指します。

電子書籍サービスは単に消費者向けのサービスではありません。企業でのビジネス書購入などにおいても大きなメリットをもたらしてくれます。たとえば本をスキャンしなくても最初からデジタルで入手できる、といった利点は外せません。

今回は電子書籍サービスを企業が利用するメリットやデメリットなどをご紹介していきます。

試し読みも簡単!電子書籍サービスのメリット

電子書籍サービスには次のようなメリットがあります。

試し読みが簡単にできる

コロナ禍の影響もあり、現在店舗で試し読みしてからビジネス書を購入するのは簡単ではありません。短時間試し読みをしようとするだけでも戦々恐々としなければならないことも多いです。そもそも立ち読み行為が禁止されている店舗も多くなっています。

電子書籍サービスでは、一部だけではありますが書籍の内容をすぐ確認できます。好きなタイミングでチェックできるのでゆっくり内容を確認してから購入可能です。

セールやクーポンなどの利用で安く購入できる

本屋などで書籍を購入しようとすると、安く購入するのが難しいです。ポイントカードを使ったりすると少し安くはなりますが、スズメの涙程度でしょう。

電子書籍サービスでは、実店舗より頻繁にセールやキャンペーンが開催されます。対象書籍であれば50%OFF、といった破格の価格になるケースもあります。また限定クーポンなども配布されるので、活用するとさらに安くできるでしょう。

紙の書籍より管理が簡単

紙の書籍でビジネス書を購入した場合、量が多いと社内で管理するのが大変です。そして何円で購入したか、購入はいつ発生したのかなどの紐づけも難しくなってしまいます。

電子書籍サービスを利用すると、手間が集約されて管理が楽になります。今まで購入した書籍の内容はサービスのマイページからすぐ確認できますし、

  • 購入価格
  • 購入日時

といった履歴も簡単に確認可能だからです。

ちなみに本のスキャンに今まで手間取っていた方も、電子書籍サービスへ書籍購入をシフトすれば余計な時間を圧縮して他の作業に回せるようになるでしょう。

紙の質感は再現できない!電子書籍サービスのデメリット

電子書籍サービスには次のようなデメリットがあります。

  • 紙の書籍と同じ質感は再現不可能
  • 読み慣れるのに時間が掛かる
  • 端末がないと読めない

紙の書籍のようなページを自分で持ち上げてめくる楽しみは、電子書籍サービスにはありません。また紙と違う読む際のコツがあるので、読み慣れるのに時間が掛かる可能性があります。ただし時間が経つとデメリットをそこまで感じにくくなる可能性も高いです。

端末がないと読めないので、パソコンやスマートフォンがある環境は必須です。といってもない状況のほうがかなり珍しいと思うので、この点もあまりデメリットには感じられないかもしれません。

ちなみに書籍や書類の管理などで困っている方は、既存の紙資産を代行サービスに頼んでスキャンしてもらう方法を検討してみてください。

まとめ

今回は電子書籍サービスのメリット・デメリットをご紹介してきました。

電子書籍サービスを使うと、紙の書籍より安く購入しやすいですし管理も簡単です。自社のDXを考えているならば、ぜひ電子書籍サービスも活用しながらペーパーレス化を目指してみましょう。

既存の紙資産は代行サービスにスキャンしてもらって手間を減らしてみてください。