紙の書類をスキャナーで読み込むスキャニング作業は、書類の量が多いほど時間が掛かり本来時間を充てたい作業の邪魔をする要因になります。スキャニング作業を外部へ依頼できれば従業員の負担も減り、ペーパーレス化のきっかけも作れるでしょう。
スキャニングの依頼については専門業者へ依頼したほうが手っ取り早いです。クラウドソーシングで安く発注するという手もありますが、スキャニングの性質を考えると不向きかもしれません。
今回はスキャニングはクラウドソーシングで発注できるのか、また専門業者へ依頼したほうが楽である理由を解説していきます。
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スキャニングはクラウドソーシングで依頼可能!?
結論から言うと、スキャニングはクラウドソーシングで依頼可能です。そもそもクラウドソーシングでは発注者側が依頼できる仕事を自由に決められるので、発注する内容に「公序良俗にあまりにも反する」といったリスクがなければ発注内容は特に問われません。またスキャニング業務代行をアピールしているワーカーも存在します。
たとえば「ランサーズ」では、「スキルパッケージ」という形でスキルのあるワーカが一括したパッケージ代行サービスを提供しています。パッケージというのはワーカー側が提供できるサービスを決定して、商品としてリストアップしたものです。依頼者側はパッケージから必要なサービスを選定して発注を決められます。
現在(2021年10月時点)でスキャニング関係のスキルパッケージを確認してみると、「紙媒体をスキャニングしてPDF化する」というのがありました。料金は「3万円/1,000枚」です。
通常のクラウドソーシング依頼形式ではスキャニング依頼は難しい!業者利用を検討してみよう
さて、クラウドソーシングではスキャニングの依頼が可能です。しかし事例としてご紹介したランサーズのスキルパッケージサービスは、特殊なケースになっています。
つまり発注者が内容を決めてワーカーを探す通常の依頼形式だと、スキャニングの仕事依頼は難しいと言ってよいでしょう。試しに「クラウドワークス」で「書類スキャニングのスキルが必要な仕事・求人を探す」というページから依頼を探してみると、1件もそれらしい内容が見つかりませんでした。
スキャニングにおいては「機密内容が書いてある可能性がある書類を、郵送して誰が分からないワーカーへ渡す」というリスクが付きまといます。郵送する準備や手間も含めて依頼するのが怖い・面倒だという方もいらっしゃるでしょう。
もし信頼性まで含めて安全に依頼したい場合は、スキャニング代行の専門業者へ依頼してみましょう。実績を見た上で安心して仕事を任せられますし、セキュリティに関しても「プライバシーマーク」を取得しているといった業者であれば安全です。
弊社でもプライバシーマークを取得した上で、「1枚3円~」というリーズナブルな料金でスキャニング代行を請け負っています。気になる方はぜひご相談ください。
まとめ
今回はスキャニングをクラウドソーシングへ外注できるか、そして専門業者へ依頼したほうがよい理由をご紹介してきました。
スキャニングは手間の掛かる仕事ですが、紙の書類をスキャンしてデジタル化する、といった性質上クラウドソーシングでは依頼するのが難しい側面があります。心配であればセキュリティでも安心できる専門業者へ依頼してみましょう。