人が動かない理由はマインド、スキル、リソースの3つ
純粋に1個ずつ見ていきたいと思うのですが、人が動かない理由というのはまず3つに分類できます。1つ目がマインド、気持ちです。気の持ちよう、心の持ちようというところに問題があるケースです。
次がスキルです。要はこちらがお願いしたいこととかやって欲しいこととか、やるべきこと、これは個人的なお願いでもなんでもそうですが、スキルの問題で出来ない場合があります。
最後はリソースの問題。やってあげたい気持ちもスキルもあるんだけれど、時間や設備、裁量といったものが無くて実行が難しい場合です。
この3つをもう少し細かく分解していくと、マインド面がネックになっている人は、面倒臭いか、不要と思っているかのどちらかに分類されます。
面倒臭いということは、裏を返せば必要性は感じている、必要性は感じているけれども優先順位が上がっていないという状態です。なんでやったほうがいいな、やらなきゃなと思っているんだけれどなかなか手がつかない、つけようとしないということは優先順位が低い、要は必要性を高く認識していないということです。なんで面倒臭いと思っているということです。
なかなか動いてくれない人は優先順位、重要度が上がっていない可能性が高い?
なのでお願いしたんだけれどなかなか動いてくれない人というのは実は有望なんです。この面倒臭いから後回しにしている方を説得する際には優先順位を上げるための材料を積むか、危機感を煽るなど「やってください、お願いします」以外のアプローチで効果が上がります。
もうひとつのそもそも「不要」と思っているタイプと交渉する際は、その場での反応を鵜呑みにしてはダメです。「ああ、それいいね!」「ああ、それいいね」とか「それやるべきだよね」みたいなことを言っているんだけれども、それはその場の空気を読んで言っているだけということも多いわけです。なので、そういう人かどうかを交渉しながらしっかり確認していく必要があります。
優先順位が低いと思っているか、不要と思っているか、どちらかが欠けていると人は動かないです。
ゴールのイメージが不明か、進め方がわからないと人は動かない
次がスキルですけれども、スキルというのは頼み方によって発揮されるかどうかが決まります。何が必要なスキルか考えることもスキルの内なので、しっかりとゴールのイメージを伝える事が必要になります。
最後はリソースです。リソースというのは人、モノ、金、情報です。
まとめ
リソースが不足しているのであればそのリソースの不足を補うコミュニケーションを取らなければいけないですし、答えややり方がわからないから動けないのであれば、このやり方の説明をしてあげる必要がある。
そもそも重要度、必要性がわかっていないみたいなことであれば、重要性、必要度を上げるためのコミュニケーションを取らなければいけないので、人が動いてくれない、お願いしたことをやってくれないと思ったときに、相手が何で動いてくれないのかというのをしっかり考えて、相手が動かない理由を明確にするというのが大事になります。それがわかったタイミングでそれを補うためのコミュニケーションを取りましょう。
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