営業リスト作成にChat GPTは果たして使えるのか?実際に触りながら試してみました

2023/11/13

今世間ではチャット型の生成AIが話題になっています。特にChatGPTについては、ビジネスでもさまざまな場面で使われるようになり、業界を変えるかもしれないと言われているのもポイントです。

そんなChatGPTは定型的な作業にも活用できますが、果たして営業リスト作成の補助ツールとしても利用できるのでしょうか?今回はそれについて実際にChatGPTを触りながら解説を行っていきます。

ChatGPTとは?何に使われているのか?

 

ChatGPTとはOpenAI社が開発して提供している生成型AIと呼ばれる会話タイプのサービスです。ユーザーはメールアドレスや名前などを入力することで、無料でChatGPTを利用することができます。

ChatGPTのエンジンとなっているのは、同社が開発したGPTシリーズと呼ばれるAIです。このAIは高度な学習機能を備えており、人間のような会話を継続して行うことも可能です。ChatGPTでは会話形式のサービスとして利用できるようにこのGPTシリーズを手直しした状態で最適化して組み込んでいます。

そのため

  • 会話応答速度が速い
  • さまざまな言語へ対応可能
  • 細かい文脈まで理解できる

といった特性があり、ビジネスでもアイデア出しやプログラミングコードの生成といった用途で使われるようになりました。

ChatGPTで実演!営業リスト作成は可能なのか?

ここではChatGPTを実際に使って営業リスト作成ができるか試していきます。

営業リスト作成について聞いてみる

営業リストの抽出をこのチャットで頼めますか?という質問を実際に入力して回答を確かめてみます。すると「申し訳ございませんが、このチャットボットを使用して直接営業リストの抽出を依頼することはできません。」と言われてしまいました。

どうやら地域や区域等を指定してそこにある大企業だけを特定して情報抽出する、といった用途には使えなさそうです。

企業名を指定して聞いてみる

続いて企業名(ここではOpenAI社)について指定して、その住所や電話番号などを聞いてみました。すると「申し訳ありませんが、私の訓練データには2021年9月までの情報しか含まれておらず、それ以降の情報は提供できません。」と言われてしまいました。

ChatGPTはそもそも2021年9月のデータまでしか持っておらず、それ以降のデータにはアクセス不可能です。そのせいで営業リストを作成できたとしても最新のものとは限らず、また上記のように質問しても作成を断られてしまうのがデメリットです。

まとめ

今回は営業リスト作成の補助ツールとしてもChatGPTを利用できるのかについて、実際に触りながら検証してきました。

ChatGPTが2021年9月のデータまでしか使えないことを考えると、営業リスト作成には使わないほうがよさそうです。また検証でも回答を断られており、直接ChatGPTを利用して営業リストを作るのは難しそうです。

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