価格調査した商品在庫が手元にない!?ECの予約販売機能を使えば安心

2021/09/24

皆さんはECの各機能を十分に活用できているでしょうか?特に予約販売機能は「価格調査したのに、手元に商品の在庫がない!」といった困りごとの際にも使える便利な機能です。

予約販売機能を使えば入荷待ち商品を事前に販売できるといったメリットが得られます。

今回はECの予約販売機能のメリット・注意点をご紹介していきます。

予約販売機能のメリット!在庫管理にも最適

予約販売機能とは、「今は何かしらの事情で販売できないが将来販売予定のある商品を、事前に予約という形で販売できるようにする機能」です。多くのECサイト制作サービスが予約販売機能実装に対応しています。

予約販売機能には次のようなメリットがあります。

商品在庫が手元になくても販売が可能

ECサイト運営においては、

  • シーズン物で今は用意できない
  • 生産タイミングが決まっていないので仕入れられない
  • 人気があるのですぐに仕入れられない

といった理由で、将来的には売りたくても今は売れない商品が出てきます。

しかし予約販売形式を使えば、将来販売する商品も通常の商品といっしょに並べて販売可能です。これによって

  • 発売時期が未定でもECサイト内へ商品を陳列できる
  • シーズン物でも商品の販売時期を延ばせる

といったメリットが得られます。

在庫切れでも顧客損失を防げる

顧客が購入したい商品がその場で売り切れると、せっかく購入してもらえたかもしれないのにチャンスを逃してしまうことになります。しかし予約販売機能を活用すれば、損失機会を防げます。

具体的にはまず在庫切れになった商品について、「約〇週間後に再入荷予定です。予約を行いますか?」といった提案を行うのがポイントです。そして予約するボタンを押してもらい入荷を待てば、後はスムーズに商品を受け取れます。

その場で予約ができるかできないかは、顧客獲得の機会を左右するでしょう。

必要な在庫数を予測して無理なく仕入れられる

予約販売機能ではその場で商品を販売しません。受注数をカウントした後に仕入れが可能になります。

ですから

  • 過剰に在庫を抱えてしまった
  • 在庫が不足し過ぎて販売できない

といった状況を未然に防ぎやすいのがポイントです。

予約販売機能は適切な在庫管理においても役に立つ機能になっています。

入荷できなくなったらどうするの?予約販売機能の注意点を理解しよう

ECサイトの予約販売機能には注意点もあります。

まず予約販売であることを明記しないと、すぐ発送してくれると勘違いした顧客とトラブルになる危険があります。そのため「この商品は予約販売です」といった注記を明確にしておく必要があるでしょう。

またメーカー都合などで商品販売が中止になり、入荷が不可能になる恐れがあります。その際もあらかじめ代替策を提示しておき、入荷不可能になった場合もメッセージでフォローするのを忘れないでください。

また顧客が予約したのを忘れないように、メッセージで入荷完了などのステータスを伝えてフォローする姿勢も重要です。

まとめ

今回はECサイトの予約販売機能のメリット、そして注意点もご紹介してきました。

予約販売機能を使えば、在庫を効率よくさばけるようになるといったメリットがあります。ただしトラブルにならないように販売完了までフォローする姿勢を持ちましょう。

またそもそも商品がスムーズにカートへ入るように、価格設定を適切にしておくことも重要です。価格調査を依頼したりして商品価格を適切に保ちましょう。