ネットショップにおいては自社ブランドや商品の話題作りも必要です。最近ではSNSを活用して話題作りに努める店舗も増えてきました。
SNSマーケティングにはいくつか手法がありますが、「インフルエンサー」を活用した方法は話題性において大きなインパクトがあります。
今回はインフルエンサーとは何か、そしてネットショップにおいて活用するメリットをご紹介していきます。
目次
SNSで影響力のある発信者!インフルエンサーとは
インフルエンサーとは「SNS上で情報発信を行い、一定の影響力のある人」を指します。ちなみにもともとは「芸能人といったメディア上で人気のある方全員」を指す言葉ですが、SNSツールの普及によりSNS分野で使われる場合が多くなっています。
インフルエンサーには
- メガ
- マイクロ
- ナノ
といったタイプがあり、フォロワー数などで区別されるのもポイントです。
インフルエンサーというとフォロワー数10万人といった世間で有名な方を思い浮かべてしまいますが、規模が小さくてもある程度影響力があればインフルエンサーになります。
インフルエンサーをネットショップへ活用するメリット!広告より嫌がられない!?
インフルエンサーをネットショップへ活用するメリットは次の通りです。
アカウント育成する必要なく話題を作れる
自社のSNSアカウントを作り1から育成する方法だと、話題を作るのに時間が掛かります。まず自社のアカウントについて知ってもらう段階から始まるからです。
しかしインフルエンサーと組んでタイアップ投稿を行うと、たとえ自社アカウントが設立されたばかりでも話題を振りまいて集客が可能になります。インフルエンサーの影響力を借りられるのは魅力となっています。
インフルエンサーのフォロワーにリーチできる
ネットショップの新商品や季節限定品といったアイテムをインフルエンサーが使用、感想を投稿してもらえると多くのフォロワーに投稿がリーチします。この際自店舗のターゲットユーザーとインフルエンサーのフォロワー属性が合致していれば、大きな訴求効果をもたらしてくれるのがメリットです。
ただしターゲットユーザーとフォロワーがずれていると効果が薄くなるので、事前にフォロワー属性を確認してからインフルエンサーを起用する姿勢が重要になります。
プッシュの雰囲気をなくして宣伝ができる
インフルエンサーの投稿内容は、ユーザーに受け入れられやすい傾向にあります。自分が好きなインフルエンサーしかユーザーはフォローしないためです。
インフルエンサーを活用して商品の宣伝を行うと、フォロワー側からの「この商品、自分の好きなインフルエンサーがおすすめしているから買ってみよう!」という感情を引き出せます。Web広告だとどうしても広告感が強くなり嫌がられる可能性が増えるのですが、インフルエンサーマーケティングだとリスクを低減できます。
ただしこちらから投稿内容を押し付けると炎上する危険もあるので注意しましょう。投稿内容や雰囲気については、公序良俗に違反しない範囲でインフルエンサーへ一任するのが賢明です。
まとめ
今回はネットショップにインフルエンサーを活用するメリットなどをご紹介してきました。
ネットショップでは価格調査といった基本作業はもちろんのこと、インフルエンサーを起用するといった話題作りも必要です。ナノインフルエンサーといったインフルエンサーは安価に案件を依頼できるので、規模がそこまで大きくないネットショップでも実行しやすいです。
ぜひ自店舗の商品にピッタリなインフルエンサーを探して、ブランディングなどを行ってみましょう。