名刺は自社や自分を取引先へアピールできるツールです。そのため漫然とテンプレート通りに作るのではなく、ちょっとしたレイアウト・デザインのポイントを踏まえて作成、交換時に利用することでアピール効果が上がります。
そこで今回は名刺を作成する際に、レイアウト・デザイン面で気を付けておきたいポイントをわかりやすくご紹介していきます。
目次
必要な情報を絞って掲載する!名刺を作成する際のデザイン・レイアウト面でのポイント
名刺を作成する際は、次のポイントを踏まえてデザイン・レイアウトを作成してみてください。
掲載する情報は最低限に
名刺にはいろいろな情報を掲載できるため、ついついいろいろな情報を入れ込んでしまいがちです。しかし情報が多すぎる名刺は相手を混乱させてしまい、本当に必要な情報をスムーズに伝えられません。
- 社名
- 住所
- 電話番号
- 自分の氏名
といった基本情報に加えて、
- SNSで連絡を取りたい:TwitterやFacebookなどのURL
- Webサイトで連絡を取りたい:自社コーポレートサイトのURL
といった追加情報を目的に応じて選びながら名刺へ掲載してみてください。
ターゲットユーザーへ合わせたデザインにする
名刺は相手がつい見てしまう、それでいて見やすいデザインである必要があります。
ですから
- 若年層に渡すのであればカラフルに
- 高齢者層に渡すのであれば色を絞って文字を大きく
といった工夫をするとより活用されやすい名刺になります。
配布した感想もフィードバックしながら、場合によってはデザイン変更を行ってみましょう。
余白や行間などを調整する
名刺においては項目同士の行間をある程度空けておく必要がります。狭すぎると見づらくなり、広げ過ぎると幼稚なデザインに感じてしまう可能性があるので印刷前に確かめましょう。
また余白の取り方も重要です。余白が狭すぎると余裕のない雰囲気を与えてしまい、デザインが古臭くなるリスクもあります。名刺デザインについてはいろいろなサイトで参考ケースが取り上げられているので、いろいろ確認して適切な余白の取り方を確認してみてください。
見やすい名刺は自社での管理にもメリットをもたらす!
見やすい名刺を作っておくと、たとえばデザイン確認する際自社でもスムーズにチェックができる、といったメリットを得られます。ぜひ名刺はまずデータで管理、そしてすぐ印刷できるように準備をしておきましょう。
もし名刺のデータ化が進んでいない場合は、弊社がお手伝いをいたします。名刺入力やスキャニングなどさまざまな代行サービスを提供しているので、業務に関するデータ化でお困りの方はぜひご相談ください。
まとめ
今回は名刺を作成する際、レイアウト・デザイン面で気にしたいポイントをご紹介してきました。
行間や余白を調整する、ターゲットユーザーへ合わせてデザインを変えるといった工夫で、名刺はよりマーケティングツールとして有効になっていきます。ぜひ今まで気にしたことがなかった、という方はレイアウト・デザイン面で名刺を見直してみてください。