最近、とても身近になった音声データの録音。
ちょっと前までは、「ドラマや映画の中だけの話、特定の職種の人だけが使うもの」
そんなイメージでしたが、今では年齢・職種に関係なく色々なシーンで使われています。
身近になった一つの要因である携帯電話。
特に一般的なのはiPhoneの便利な機能、ボイスメモです。
会議の記録として、ちょっとした音声のメモとして、色々使えますよね。
このボイスメモ、録音した音声をiPhone以外に送って聞く事も、もちろん出来ます。
さらに、大事な記録は音声データから文字に起こして保存する事で、活用の幅がとても広がります。
そんな理由から、テープ起こしを依頼したいと思っても、
「iPhoneの音声データ、どうやって依頼先に送ればいいの?」
そんな疑問にお答えします!
① iPhoneのボイスメモを他のiPhoneやパソコンに送ろう
iPhoneのボイスメモを他のiPhoneやパソコンに送る方法をご紹介しましょう。
長さよってはエラーが起きる事もありますので、その場合ちょっとした工夫が必要ですが、まずはiPhoneから直接送る方法をお教えしますね。
あまり長くない音声データはこちらを参考にしてみてください。
① ボイスメモを開きます
② 送りたい音声データを選択します
③ 「・・・」マークを選択します
④ 共有をタップします
ここまでの手順は、どのメールも同じです。
ここから先はメールの種類によって異なりますので、以下をご参考にしてみて下さい。
★-① iPhone標準のメールで送信する
比較的短い音声データはiPhone標準のメールで送信ができます。
① 共有先を選ぶ画面で「メール」を選択します
② メールが開き、音声データが添付されます。あとは宛先を入力し、右上の送信です
★-② 長い音声データはGmailで送る
通常メールでは、送信出来る上限が決められています。その為、長すぎる音声データは送れない場合があります。そんな時はGmailで送ってみましょう。
① 共有先を選ぶ画面でGmailを選択しましょう。
② もし、一覧に出てこない場合は、一番右端までいき「その他」を選択します。
③ Gmailをオン(緑色の状態)にします。
④ Gmail の送信画面で宛先を入力後、右上の矢印を選択し送信となります。
Gmail は最大25MBのサイズを送れます、
10分程のボイスメモで5MB、20分程で10MB、40分で17MBほどです。
音声の内容によって、だいぶ変わりますので、あくまでも参考です。
「大容量ファイルはどうしたらいいの?」
今回ご紹介したiPhoneや、
Android、ICレコーダの音声データをメールで添付、送信する際に
必ず気をつけたいのはファイルの大きさです。
Gmailは最大25MBのサイズまでしか送ることが出来ません。
「じゃあ、もっと長いデータはどうやっておくるの?」
そこで登場したのが〈ファイル転送サービス〉です。
② ギガファイル便を使って送ろう
ファイル転送サービスは、メールに変わってファイルを転送してくれる、
とても便利なサービスです。
容量制限にも引っ掛からないですし、GBといった大容量のファイルも送信可能です。
そして何より、使い方がカンタン!
今回は、そんな便利なファイル転送サービスを無料で提供している
【ギガファイル便】をご紹介いたします。
「http://gigafile.nu/」
こちらのギガファイル便、1ファイル200GBまで、個数無制限でファイルが送れます。
しかも、アップロード後7日間、最大60日間もファイルが保持されますので、「ダウンロードし忘れた!」
なんてときも安心です。
使い方も簡単。
ただし、ギガファイル便を利用する前に、ボイスメモは必ずファイルに保存しておく必要があります。
そちらもお教えしますので、忘れずにおこなってくださいね。
手順はつぎの通りです。
★-① ボイスメモをファイルに保存
① ボイスメモを開きます
② 送りたい音声データを選択します
③ 「・・・」マークを選択します
④ ファイルに保存をタップします
⑤ iCloud Drive を選択します
⑥ 右上の保存をタップ
これで、ボイスメモがiCloud Drive に保存されました。
次に、ギガファイル便の利用方法です。
★-② ギガファイル便にデータをアップロード
① ギガファイル便のトップページにアクセス
② 「ファイルを選択」をタップ
③ ブラウズ横の「・・・」をタップ
④ 送りたいデータを選択
⑤ ダウンロード用のURLが緑色の矢印の横枠に表示されます。
⑥このURLをコピーして、送り先のメールに貼り付け、送信すればOK。
いかがでしたか?思ったよりも簡単にボイスメモが送れること、
お理解りいただけましたよね。
もちろん、画像や書類データなんかにも活用できますので、ぜひお試し下さい。ビジネスやプライベート、色々なデータの保存と共有がしやすくなりますよ。